CX-5の2.5ガソリンターボは9月発表。価格はディーゼルと同じ、JC08モード燃費は13.1/L前後と予想|蕎麦が好き

CX-5の2.5ガソリンターボは9月発表。価格はディーゼルと同じ、JC08モード燃費は13.1/L前後と予想

以前から噂のあったCX-5の2.5ガソリンターボは9月に発表が確定的のようです。8月時点でも一部の顧客には2.5ガソリンターボの発売が伝えられており、価格コムを始め情報がチラホラ。

これでチョイ乗りや2.5 ガソリンNAはモアパワーという向きに魅力的な選択肢が加わりました。2.5ガソリンNAと2.2ディーゼルの差がざっくり30万円ありますので中間くらいの価格なら売れそうな予感です。


2.5ガソリンターボのスペック


2.5ガソリンターボは2015年にデビューしたCX-9で初めて登場したエンジンです。3.7ガソリンエンジンのダウンサイジングターボとして高出力と低燃費を両立しています。

SKYACTIV-G 2.5T
型式:不明
種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ DPT(ダイナミックプレッシャーターボ)
排気量:2,488cc
内径×行程:89.0mm×100.0mm
圧縮比:10.5
過給圧:1.2bar
レッドゾーン:6300rpm
主要燃費向上策
筒内直接噴射(DI)、クールドEGR
出力・トルク
169kw(230PS・227HP)/5,000rpm レギュラー使用時
186kw(253PS・250HP)/5,000rpm プレミアム使用時
420Nm(42.9kgf・m)/2,000rpm

(参考)

SKYACTIV-G 2.5
型式:PY-RPS
種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:2,488cc
内径×行程:89.0mm×100.0mm
圧縮比:13.0
燃料供給装置形式:筒内直接噴射(DI)
出力・トルク
140kW(190PS)/6,000rpm・252Nm(25.7kgf・m)/4,000rpm

SKYACTIV-D 2.2
型式:SH-VPTS
種類水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴エンジン 2ステージターボ
排気量:2,188cc
内径×行程:86.0mm×94.2mm
圧縮比:14.4
燃料噴射装置:コモンレール
出力・トルク
140kW(190PS)/4,500rpm・450Nm(45.9kgf・m)/2,000rpm

2.5ガソリンターボの燃費


続いて気になる2.5ガソリンターボの燃費を予想します。

まずSKYACTIV-G 2.5の燃費は以下の通り。

CX-5 25S L Package FFモデル JC08モード燃費 14.8km/L
アテンザ 25S L Package FFモデル JC08モード燃費 14.8km/L

(参考)

SKYACTIV-D 2.2の燃費
CX-5 XD L Package FFモデル JC08モード燃費 19.0km/L
CX-8 XD L Package FFモデル JC08モード燃費 17.6km/L
アテンザ XD L Package FFモデル JC08モード燃費 17.8km/L

SKYACTIV-G 2.5Tの燃費予想としてhttps://www.mazdausa.com/より、
マツダ6(アテンザ)の2.5NAと2.5ターボの燃費を比較します。

SKYACTIV-G 2.5の燃費
2018マツダ6ツーリングEPA推定燃費
オートマチック(市街地/高速/混合)26/35/29

SKYACTIV-G 2.5Tの燃費
2018マツダ6グランドツーリングEPA推定燃費
オートマチック(市街地/高速/混合)23/31/26

あくまでもEPA推定燃費となりますが、ターボ化で
市街地燃費:11.5%悪化
高速燃費:11.5%悪化
混合燃費:10.5%悪化
となります。

雑に見積もってターボ化で11%燃費が悪化すると仮定した場合、CX-5やアテンザのSKYACTIV-G 2.5Tターボ(FFモデル)の燃費は13.1/Lくらいと予想されます。

SKYACTIV-G 2.5T

CX-5 25S L Package FFモデル JC08モード燃費 13.1km/L
アテンザ 25S L Package FFモデル JC08モード燃費 13.1km/L

ディーゼルエンジンのCX-5 XD L Package FFモデルと比較した場合、燃費では30%悪化となります。レギュラーガソリンと軽油の価格差を含めるとランニングコストの差はさらに開きます。ディーゼルエンジンの方がオイル交換時に毎回フィルター交換が必要になるなど若干コストがかかる部分はありますが、初代CX-5、CX-8のディーゼルを乗り継いだ感想として普通に乗る限り大差無いと感じています。

2.5ガソリンターボの価格


CX-5の2.5ターボは果たしていくらで発売されるでしょうか。ここではマツダ6(アテンザ)の2.5NAと2.5ターボ搭載グレードの価格の違いからCX-5の2.5ターボの価格を予想したいと思います。

マツダ6(アテンザ)
2.5NA ツーリング
メーカー希望小売価格:$25,700

マツダ6(アテンザ)
2.5ターボ グランドツーリング
メーカー希望小売価格:$29,200

マツダ6(アテンザ)の2.5NAと2.5ターボ搭載グレードの価格差は3,200ドル。

2018/08/05日のレート(1ドル111円)で日本円に換算すると355,200円です。

約35万円から装備の違いを差し引いた金額がターボ分の追加費用になりますが、ザックリ見積もって+20~25万くらいでしょうか。価格的にはスカイアクティブD2.2と同じラインになると予想します。

2.5ガソリンターボは売れる?


2.5ガソリンターボの価格は2.5ガソリンNAよりは間違いなく高くなります。よって廉価モデルを期待する向きには訴求しません。

性能面では馬力はガソリンが圧勝、トルクは若干ディーゼルが優れています。SKYACTIV-G 2.5Tの重量は、ディーゼルのスカイアクティブD2.2より軽く、自然吸気ガソリンのSKYACTIV-G2.5よりは重いそうです。馬力やトルクはどっこいでも鼻先の軽さや回転フィールは2.5ガソリンターボが上。この辺はガソリンの静粛性や伸びやかさ、ディーゼルのトルク感など好みが分かれそうです。

経済性ではディーゼルや2.5ガソリンNAの方が優れています。オイル交換費用を含めてもディーゼルが圧勝です。異論は認めます。

以上を踏まえまして、2.5ガソリンターボは一定の支持は得られると思いますが、これでCX-5の販売台数が増えるかと言えばそこまでは変わらないと予想します。

CX-8の2.5ガソリンターボは?


このタイミングでCX-8も2.5ガソリンターボが発売されるのでしょうか。CX-8については価格.COM等で2.5ガソリンターボが発売されるというウワサがありますが、CX-5よりも200kg重いCX-8に2.5ガソリンターボはJC08モード燃費で11km/L前後か。そうなると市街地の実燃費は7km/L前後まで落ちるでしょうからランニングコストが気になります。

個人的には2.5ガソリンターボより3リッター直6ディーゼルに興味があるので、今回の2.5ガソリンターボガソリンターボ搭載は特に気になりません。もし、自分がCX-8を買う時に2.5ガソリンターボが発売されていたとしてもスカイアクティブD2.2を選んだと思います。仮に2.5ガソリンターボが20万円安かったとしてもやはりディーゼルを選んだはず。高回転まで回さなくても十分な加速が得られるディーゼルに慣れると、ガソリンには戻れなくなります。



さいごに


2.5ガソリンターボの発売でチョイ乗りが多く煤の蓄積などディーゼルに不安がある方や、より上質なエンジンを求める向きへの選択肢が増えたことはマツダ好きとしては良かったと思います。

ただ、2.5ガソリンターボの発売はなぜこのタイミングなのか。CX-5はつい先日CX-8と同じ急速多段燃焼などの改良型スカイアクティブD2.2にアップデートされたばかり。新技術の導入はともかく、2.5ガソリンターボは2015年に既に完成していたエンジンです。そのタイミングでガソリンターボがあればと苦汁を飲みながら契約書にハンコ押した人もいるのでは。いや、いないかな。

頻度なアップデートは常に最新の車に乗れる反面、買い時が難しいのも事実。9月の改良は2.5ガソリンターボの設定だけに留まるのか。あるいは2018年のアテンザの改良で採用された以下の内容も横展開されるのか。

マツコネの7インチ→8インチにサイズアップ
アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
の左右各12ブロックのLEDを個別に自動点灯・消灯→左右各20ブロックのLEDへ
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートの夜間歩行者検知機能
フロントシートのシートベンチレーション

マツダ好きとしてはブレない車作りと、もう少しユーザーの買い時が分かりやすいロードマップの開示を期待します。

以上。

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