ライバルはCX-8 XD?CX-5 25T LパケAWD(ガソリンターボ)試乗レビュー|イクメンライフハッカー

ライバルはCX-8 XD?CX-5 25T LパケAWD(ガソリンターボ)試乗レビュー

こんにちは、ハマジです。

CX-8のオイル交換に行った際、いち早くCX-5 25T LパケAWDに試乗することが出来たのでレビューを残しておきます。

3日前に入庫したばかりの試乗車


試乗したCX-5 25T(ガソリンターボ)はLパケのAWD、3日前に入庫したばかりの出来たてほやほやの車両でした。走行距離は15キロ、試乗は私で3人目という状況。ちなみに兄貴分のCX-8のガソリンターボは残念ながら来週入庫とのこと。CX-8のディーゼルとガソリンターボの比較は叶いませんでしたが、ガソリンターボはぜひ乗ってみたいと考えていたので試乗出来ただけでもラッキーと言うものです。担当営業さん、毎度ありがとうございます。


CX-5 25T(ガソリンターボ)のスペック


最初に試乗したCX-5 25T(ガソリンターボ)のスペックを書いておきます。北米のCX-9で一足早くデビューしたSKYACTIV-G 2.5T。CX-9の場合はガソリンオクタン価の違いで250PS、230PSの2種類ありますが国内版はレギュラーで230PSの仕様のみとなっています。

CX-5 25T LパケAWD


車両本体価格:\3,553,200(税込)

全長:4,545mm
全幅:1,840mm
全高:1,690mm
ホイールベース:2,700mm
乗車定員:5名
車両重量:1,620kg
タイヤサイズ:225/55R19

エンジンタイプ:SKYACTIV-G 2.5T
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
エンジン総排気量:2.488L
エンジン最高出力:230PS/4,250rpm
エンジン最大トルク:42.8kgf/2,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
タンク容量:56L
WLTCモード燃費:12.6km/L
WLTCモード燃費:9.4km/L
WLTCモード燃費:12.9km/L
WLTCモード燃費:14.4km/L

CX-5 25T(ガソリンターボ)試乗レビュー


KF型CX-5については何度か試乗したことがあり、過去記事にも試乗レビューを書いてますので今回はガソリンターボエンジンの感想に重きを置いてレビューしたいと思います。

なお、あくまでも市街地レベルの試乗ですので信号待ちスタートからアクセルベタ踏みでのフル加速などは試していません。希望すればフル加速も許可してもらえると思いますが、そもそも普通に運転していてアクセルベタ踏みでフル加速する場面など車両保有期間中に1度あるかないか。試乗で確かめるべきポイントは他にあると思います。それに試乗車といっても何れ誰かがオーナーとなる車ですので、常識の範囲で運転するべきでしょう。

それではCX-5 25T(ガソリンターボ)の試乗レビューです。

●CX-5 25Tはアイドリングが意外と…

CX-5 25Tに乗ってエンジンを掛け最初に感じたのはアイドリングから意外なほどに元気が良いこと。私の場合、レビューの評価軸が「今乗っている車」になってしまうのでCX-8 XDが基準になりますが、普段ディーゼルに乗っているのでガソリンターボはさぞ静かでしょう、と乗り込んでエンジンスタートした訳ですが、思いの他大きいエンジン音に正直驚いてしまいました。

もちろん、驚いたと言っても絶対的に騒がしいというレベルではなく、あくまでもマツダのXDに2台続けているオーナーとして、CX-8のXDと比較した場合はそんなに静かに感じるほどでもないな、と言う感じです。これはCX-8の静粛性が高いこと、朝9時と比較的気温が低い時間帯でこの日私が最初のエンジン始動のため、エンジンが温まってないことから一発目のアイドリングが相対的に騒がしく感じたと。それから、私の期待値が高すぎたと理解しております。

●オイルの臭いがする

試乗の最中にオイルの臭いが若干気になりました。久しくガソリン車に乗ってなかったので何の匂いか分かりませんでしたが、DPF中の臭いとも異なる香りに興味津々。

●CX-5 25Tのターボラグはほぼ無し

ディーラーを出て試乗コースへ。試乗時間は約15分、距離にして長めに見て7キロ程度。登坂や多少のカーブあり。速度は最大で時速60Km程度の試乗コースです。アクセルを踏んで最初に感じたのはターボラグは全く気にならないこと。ラグが全くないと言っても支障ないレベルでアクセルペダルを軽く踏むと軽やかにスピードを上げる。

●CX-5 25Tはディーゼルとは全く違う回転フィール

CX-5 のディーゼル、スカイアクティブD2.2と比べた場合、街乗りレベルでは同じくらいのトルク感。ただ、同じ60kmまでの加速でもそこに到達するまでの感覚は大分違います。月並みですがディーゼルがトルクで引っ張る感じに対してガソリンターボは回転の上昇に応じて速度が上がる感じ。これがワインディングや高速道路だと、その差はさらに顕著になると思います。

ディーゼルと言ってもスカイアクティブD2.2は5,000回転まで回るので、どっちが楽しいかについてはATで市街地や郊外路を運転する程度ではそんなに変わらない。また、2.5リッターガソリンターボと言っても昔ながらのドッカンターボではなく4リッターNAのような感じです。早さよりも踏んだら踏んだだけ加速する大人のガソリンターボ。

●ガソリンターボの静粛性

CX-5 25Tは総じて静かです。ATをノーマルモードで市街地の流れをリードする程度なら2,500回転も回せば十分以上。CX-5の場合、最新の190PSのディーゼルと比べても静かで振動も少ない。記憶の中の175PSのディーゼルとは1ランク以上は静かで、特にディーゼル特有の振動が無いのが好印象でした。

ただ、これはレビューとして大変申し訳なくイマイチでもありますが、比較対象がどうしても現在乗っているCX-8 XDとなり、それに比べるとエンジンの静かさは正直大差無いと感じました。また、振動もCX-5に比べCX-8はワンランク押さえこまれているのでCX-5 25TとCX-8 XDでしたらあまり変わらない。もし、CX-8の2.5ガソリンターボとディーゼルを比較したらそれなりに違いを感じたと思いますが、スカイアクティブD2.2がガソリンエンジンのように軽やかに回ることもあり、あんま変わらねぇ、と思った次第であります。

●スポーツモードを試す

試乗の折り返し地点でスポーツモードに切り替えて運転しました。スポーツモードにすると全体的に高めのギアをキープするので加速も鋭くなります。かと言って市街地レベルでも乗り難いほどではなく、山道などでキビキビ走るには良いと思います。

●CX-5 25T(ガソリンターボ)のサウンド

ブログのネタ的には確認した方が良いのでしょうが、残念ながら試乗ではサウンドと言えるまでの回転域まで回せませんでした。マニュアルモードなら5,000回転あたりまで引っ張れたと思いますが、走行距離15kmの車をブン回すのは躊躇してしまいます。こういうのは自分で買って試しなさい、という話ですね。

●燃費は厳しいと思う

CX-5 25T(ガソリンターボ)の気になる燃費ですが、平均燃費計は驚異の3.8km/リッター!いや、いくら何でもそれはないでしょう。アイドリングの時間が長く燃費計の数値が悪いだけと気にしないでいましたが、試乗を終えても平均燃費計の数値は変わりませんでした。信号のタイミングが悪くスピードに乗ったところで赤信号ブレーキが3回くらいあったのが原因か。

ただ、試乗の半分はスポーツモードで走ったとはいえ、そんなに飛ばした訳ではありません。普段CX-8 XDでもう少し飛ばし気味に走っても11km/リッターは固い試乗コースです。恐らく普通に走れば市街地でも7km/リッター程度は走ると思いますが、普通に走るだけならターボでなくても良いと感じてしまうのも事実。1.7トンのAWDで気持ち良く走るコストは、それなりに覚悟した方が良さそうです。

●GVCプラスは全く分からず

CX-8の年次改良で大変うらやまに感じていたGVCプラス。予想通り、市街地走行レベルでその効果を感じるのは極めて難しいと感じました。ダブルレーンチェンジやワインディングをハイスピードで駆け抜ければ間違いなく違いが分かりそうですが、効果を体感出来るシーンの頻度的に、そんなに悔しがらなくても良かったか。

●乗り心地が若干良くなった?

改良前のCX-5に比べ若干乗り心地が良くなったように感じました。KFデビュー時点の乗り心地と比べて足が良く動き突き上げがマイルドになっている。CX-8とは重量や剛性感、ホイールベースの違いによる揺れの振幅の大小の違いはどうにもならないものの、乗り心地に不満を感じる方はほとんどいないのでは。

●ブレーキが気になる

ガソリンターボとは関係ありませんが、今回の試乗で唯一気になったのがブレーキです。CX-8はCX-5に比べワンサイズ大きいブレーキを採用していますが、これが超絶イイ。CX-8と同じ感覚でブレーキを掛けましたが、CX-8が狙った位置にピタリと停車出来るのに対し、CX-5ではブレーキ後半の制動力が弱く、途中からブレーキペダルを踏み増すことがありました。もちろん、CX-5のブレーキも同クラスのSUVに比べれば非常に良いと思いますが、次の改良ではブレーキのサイズアップにも期待。

●試乗で分かったこと、分からないこと

今回の試乗はSKYACTIV-G 2.5Tを体感することが目的でしたが、その意味では市街地レベルの試乗ではその魅力の3割も理解出来ないと思いました。もちろん、ディーゼルに比べ静かであるとか、振動が少ないとか回転フィールと言ったところは分かりますが、個人的にディーゼルとガソリンターボ、どちらが楽しいかの結論は出ませんでした。もし、私がCX-5やCX-8のガソリンターボとディーゼルどちらを買うか検討していたら、燃費やガソリン代などのウエイトが大きくなったと思います。

●ライバルはCX-8 XDプロアクティブ?

今回CX-5 25T(ガソリンターボ)の試乗を終えて一番感じたのは、このグレードのライバルはCX-8なのでは?ということ。CX-5のガソリンターボは上級グレードのLパケ以上しか設定がありません。価格的には350万から400万円。そうなるとCX-8のグレードと一部価格がオーバーラップします。CX-5 25Tの最上級グレードとCX-8 XDプロアクティブの価格はほぼ同じであることを考えると、CX-9をベースに作られ剛性感や先に述べたブレーキフィールなど、高級感でワンランク上のCX-8を選ぶ向きも多いのでは。

CX-8のネガティブな点はサイズや重量など走りの軽快感に劣る点がありますが、5,000km乗ったオーナーの感想としてほぼCX-5感覚で走れますし、サイズ等々は全く気になりません。これからCX-5 25T(ガソリンターボ)を検討される方は、CX-8の試乗をお忘れなく。

CX-5のグリルは洗車好き泣かせ


話しは変わりまして、KF CX-5のフロントグリル。遠目には全く気にならないのでどうでもいい話ではありますが、このフロントグリル、洗車がめっちゃ大変そうです。ピカピカに磨き上げられている試乗車ですら近くで見るとこの状態。イオンデポジットと思われる水垢がビッシリ付いているのです。これは洗車好きは苦労するぞ。

ちなみにCX-8のフロントグリルは横バーのため洗車の手間は気にならず。同じようなグリルのアテンザは見る角度によって模様が違って見えるCX-5よりもさらにこだわったデザインが採用されてますが、洗車の手間はアテンザの方が簡単なのだとか。CX-5で洗車の手間に気が付き改善されたと思うのは私だけ?


新型アクセラの情報


そうそう、11月下旬にMazda3、日本名アクセラがデビューしますが販売店のスタッフにはまだ情報は入ってないとのことでした。私も新型アクセラがどこまでコンセプトカーのデザインを実現出来ているか興味津々で待っていますが、現在のところKF CX-5以降のマツダ顔という線が濃厚です。

また、肝入りで登場するガソリンとディーゼルの「いいとこ取り」をしたスカイアクティブXですが、果たしてどうなるのか。勝手に予想すると、スーパーチャージャーなど複雑な機構となるためお値段的には現行型のトップグレードとなるスカイアクティブD2.2と同じ当たりと推察。そうなるとアクセラのスカイアクティブX搭載車は300万円を超えてくると思いますが、アクセラに300万円、コミコミで350万円出すならもう少し予算を上げ他の車を見てみたい気持ちもあります。総合的なバランスの良いアクセラは車両本体価格250万円くらいがベストバイのグレードだと思います。


CX-8のオイル交換と半年点検


試乗を終えて改良型CX-5のパンフレットを見ているところ。やっぱいいな。マツダの車は。先日、レクサスESの試乗案内のハガキが届きましたが、こちらには今のところ興味が薄い状態です。


オイル交換とメンテナンスパックの半年点検、それから手洗い洗車が終わるのを待っている間、コーヒー飲んでのんびりしてるとこ。この日は子どもたちも一緒でしたが、黒マツダは名探偵コナンなどの漫画がたくさんあるので子どもたちにも好評です。


CX-8の少し早めの半年点検の結果は当然ながら全く問題なし。先日のブログで若干、極わずかにディーゼルのノック音と振動が大きくなったと報告しましたが、オイル交換後は納車時とほぼ変わらないレベルまで静かになっていました。

また、回転フィールもオイル交換前に比べ軽やかに回るように。市街地レベルではますます2.5ガソリンターボとそん色ない印象です。ディーゼルエンジンのオイル交換はメーカー指定通り5,000km毎が良いと思います。


試乗と点検を終えて


点検後、近所のスーパーの駐車場にて。やはり綺麗な車は気持ちがいいですね。



さいごにまとめです。

今回、初めてSKYACTIV-G 2.5Tを体験しましたが、評判通り4リッターNAクラスの性能で大変良いエンジンでした。欲を言えば、せっかくガソリンターボを選ぶなら、もう少し楽しさに振っても良いとも思いました。単純にパワーだけでなく、気持ちが高揚するような回転フィールやエンジンの音にまでこだわって欲しい。

市街地レベルの試乗ではあまりにもスムーズで黒子に徹するため、あえてターボを選んでいる特別感が乏しいと感じたのも事実です。燃費や経済性にある程度目をつむって選ぶなら、理屈抜きにこのエンジンが欲しい!と思えるような突き抜けた魅力が欲しい。このあたりは2020年頃にデビューすると言われる、新型アテンザに期待ですね。

以上、CX-5 25T(ガソリンターボ)の試乗レビューと点検日記でした。

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