仕事の相談はあらかじめ報酬の有無を提示して欲しい|イクメンライフハッカー

仕事の相談はあらかじめ報酬の有無を提示して欲しい

私は時々お仕事の依頼を相談されることがあります。

相談される仕事の内容はさまざまです。

本業であるシステムの開発だけでなく、小イワシから200kg級のマグロまで捌けるせいか、ホントに色んな話をいただきます。



相談されるお仕事


相談されたことのあるお仕事について、公開できるものを書きます。

私がシステムエンジニアであることを知っている人からの依頼はWebサイトの構築、パソコンの操作方法やデータ復旧など、パソコン関係の作業が多いです。これは面倒なので基本お断りしています。というか本業が忙しく、そんな暇ありません。

喋り系では子育て関連や就活中の学生向けの講演のご相談をいただくことがあります。これは地域社会への貢献的なところもあるので内容に応じてお受けします。ただ、最近は忙しいのでちょっと無理かな。

公民館などからお魚料理教室をお願いされることもあります。気持ち的にはやりたいです。ただ、時間やコスト的な都合で受けたことはありません。自宅で子どもに教えるだけで満足している部分もあります。でもホントはやりたいです。

もっとガチなケースでは魚屋から年末年始などの最繁忙期の手伝いを依頼されることもあります。1日中延々とブリを捌くなど体力・スキル的には全く問題無く対応できますが、普通のサラリーマンにアルバイトを頼むのは頼む方もどうかしてると思います。

ガテン系もあります。一例を挙げるとお世話になっている方から、事務所移転の手伝いをお願いされたことがあります。引っ越し会社を使う程でもないけど、一人でやるには大変。社員にやらせるのも、、ということで私に声が掛かりました。なんでオレやねん!と聞こえないようにぼやきながら事務所に行くと、当初聞いていた話しの3倍を超える荷物があり、腰が死にました。ふたを開けたら話が違う。こういうケースは多々あります。

ラッキーなケースでは最近、広告代理店やメーカーから新商品開発の市場調査インタビューをさせて欲しいという依頼がありました。興味愛着を持っている商品の開発に曲がりなりにも私の声が活かされるということで、大喜びで飛んで行きました。

逆に割に合わない作業として、パソコンをお預かりして新しいパソコンへのデータ移行や設定などをさせられる、、もとい、させていただくケースがあります。その方が経営する会社の機密情報や口座情報などの重要な情報からプライバシーに関わる内容まで全部入ったパソコンを「よろしく。」の一言で渡されるのです。データが消えたり盗まれたらどうするのか。いや、私は盗んだりはしないのですが、小心者なのでそんな重要なデータは持ち歩きたくない。こんなこと書いてはいけないのですが、その方は絶対にこういうブログを読まないのと、もう2度とお受けすることは無いのでブログのネタとして消化します。

その他はブログからの広告掲載やレビューなどです。これは内容に応じて対応しています。


報酬の有無を提示して欲しい


これらの相談には事前に報酬を提示されるケースと、されないケースがあります。報酬が提示されるケースでは報酬と条件が明確な時と曖昧な場合があります。例えば5万円でWebサイト作ってくれない?などのケースは要件が曖昧で危険な香りしかありません。ふたを開けたらトンデモになるのがオチです。作業は明確でも、ワイン数本と晩飯でたのむ!など報酬が曖昧なケースもあります。

当然ながら相談を受けてスムーズなのは報酬と条件が明確なケースです。

申し訳ありませんが私は暇人ではないので良く分からないお話しはお受けできません。また、私はそんなに無責任でもないので何かをお受けする時は条件や成果物を明確にして責任を持ってキッチリやりたいのです。その時に最初から報酬の有無が明確であれば、内容的に無償でもお受けすべきか、作業内容と工数が合うか諸々を判断できるので助かります。

誤解が無いよう補足しますと、相談を受けた時に何から何まで銭、銭、銭!と言ってる訳ではありません。実際はお金を払いますと言われても「いや、これくらいだったら要らないです」というケースの方が多いのです。

それに、報酬が無くてもやりたい、やるべきことはたくさんあります。例えば母校から学生に対してなんか喋ってくれと相談されるなどのケース。学生相手の話しでしたらそんなに準備時間も要りませんし、社会貢献活動的な意味合いもあります。こういうケースではお菓子を山盛りで持参し「君たち、今からオッサンがしゃべるから菓子でも食べながら適当に聞いてくれ」と対応します。この時は謝礼に図書券か何かを貰ったような気もしますが報酬はどうでもよい。キラキラした目の学生に話を聞いてもらうこと自体がご褒美みたいなもんです。

稀に困るのが作業的に専門性が求められ、かつ相応の工数が掛かるのが明らかな内容で報酬が提示されないケース。私がその分野に詳しいから私に相談をされてるのだと思いますが、条件が提示されない状況で相談を受けても、判断できず困ってしまいます。

もしかしたら「スキルがある人にとっては簡単な作業だから」ということでボランティアを期待されているのかも知れませんが、そのスキルを得るために我々は多くのコストを支払っています。そこで「あーはいはい、今回は特別にタダでいいです。」なんて対応をするのは健全であるとは思えません。

それに、前述の通り私は暇人ではありません。暇な時間を作れたら子どもとの時間や温泉に入ってゆっくりしたいのです。また、謝礼の有無を問わず何かをお受けした場合は責任が伴います。タダなら適当な対応で良いのではなく、やるならキチンと対応したいのです。

さいごになりますが、相談されること自体は大変ありがたいことです。お互い忙しいと思いますので、できれば最初に「謝礼はありません」とか、具体的な数字をいただけると時間が節約できて助かります。

以上。

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