2019 日本カー・オブ・ザ・イヤーはボルボXC40が受賞!マツダCX-8は6位111点を獲得|蕎麦が好き

2019 日本カー・オブ・ザ・イヤーはボルボXC40が受賞!マツダCX-8は6位111点を獲得

こんにちは、ハマジです。

先日、2019 日本カー・オブ・ザ・イヤーが発表されました。結果はボルボとしては2年連続となるXC40が受賞。誠におめでとうございます。やっぱボルボ強いっすね。マツダユーザーとしても納得の結果です。

個人的な感想として今年は不正検査やゴーンさんの逮捕などイマイチ盛り上がりに欠けるカー・オブ・ザ・イヤーでしたが、日本のカー・オブ・ザ・イヤーだけにやはり日本車から選ばれて欲しかった。乗ったことはありませんがカローラ・スポーツなど大変良さそうです。票が割れることを承知でクラウンとカローラ両方エントリーしたトヨタはエライ。デザインは好みではありませんが、走っても楽しそうで何より250万円以下で選べるのが魅力です。

同クラスのマツダ車としてMazda3(アクセラ)がありますが、2019年にデビューする新型のプライスレンジが気になります。いくら良い車でも買えないのでは話になりません。最近の車はとにかく高い。若い人でも買い易い価格帯で、デザインと走りが良く安全な車の登場を切に願います。

2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表


1位:363点 ボルボ XC40
2位:314点 トヨタ カローラ スポーツ
3位:197点 フォルクスワーゲン ポロ
4位:170点 トヨタ クラウン
5位:156点 ミツビシ エクリプス クロス
6位:111点 マツダ CX-8
7位:106点 アルファ ロメオ ステルヴィオ
8位: 47点 BMW X2
9位: 36点ホンダ クラリティ PHEV

こちらは先週土曜日の鳥取米子ぶらり松葉カニドライブの一コマです。道路には積雪ありという状況でしたが、AWD+スタッドレス+GVCのCX-8は完全に安定しており、滑りやすくなるほど後輪にトルクが配分され逆に安定感が高くなるような印象。スノボや松葉カニを求めて日本海側に行くなどそれなりに雪道を走るので、もうFFには戻れません。


マツダ CX-8の評価


我らのマツダCX-8は審査員となる60人のジャーナリストなど自動車関係者の内、3人が10点評価。上記3名を含む合計26人がCX-8に得点を入れ、残り34人の審査員は0点評価でした。以下、CX-8に得点を入れた審査員を点数の高い順にご紹介します。10点評価のジャーナリストはありがたいコメント付き。

10点:河口 まなぶ氏

評価コメント

これからコネクティビティや自動運転、シェアや電動化が進み、自動車そのものの価値が大きく変わることを考えれば、もはや自動車らしい自動車に触れて満足できる時間も残り少ない。そんな2018−2019年にあってマツダが送り出したCX-8は、これまでの自動車に求められた価値観やニーズを巧みにまとめ上げた「自動車らしさ」の完成形だと感じた。デザインでは明確に個性を打ち出した世界観を提示し、メカニズムでは現在ユーザーが求める諸性能をディーゼル/トルコンATを主軸としたパワートレーン、乗り心地の良さとハンドリングを高次元でまとめたシャシーの高い性能で答えた。使い勝手に関しては3列シートで従来のミニバンに代わるものを提案した点にも、ブランド価値を守る意思を感じる。安全でも考えられうるベストな運転支援を備えた上で、諸テストで高い評価が得られるものとした。コネクティビティはいま一歩だが、スマホ連携で及第点をクリアした。結果CX-8はユーザーがいま素直に「欲しい」と思える、魅力を感じる製品といえる。しかもそれを最も高いモデルであっても450万円以下で実現した、この圧倒的な商品性を高く評価したい。

10点:まるも 亜希子氏

評価コメント

ミニバンではない3列シート車を求めるユーザー層に向けて、デザイン、走り、快適性、安全性の全てにおいて満足度の高いモデルを真摯に作り上げたと感じます。サイズでは全長こそ約4.9mと大きいものの、全幅は一つ下のCX-5と同等を維持し、日本の道路事情での扱いやすさを考慮。インテリアではマツダとしてユーノスコスモ以来23年ぶりに本杢を使うなど、本物の上質感を追求。シートは6人乗りタイプの2列目に、ウォークスルーができるタイプを用意したことが画期的。ミニバンでは当たり前にできるが、SUVとしては珍しく、使い勝手を段違いに高めるものです。3列目のスペース、乗り心地に至るまで、既存の3列シートSUVとは比べものにならない快適性を実現している点も素晴らしいです。そして安全性では、ユーザーが最も心配な後ろからの衝突安全性において、国の基準を上回る80km/hでのオフセット衝突でも、3列目の乗員の生存空間、ドア開閉ができる状態を維持することが確認されていることも、高く評価すべきと考えます。以上の理由により、CX-8がイヤーカーにふさわしいと思い投票させていただきます。

10点:小沢 コージ氏

評価コメント

今年は本当にクルマ界の象徴であり、代表車を選ぶのが難しい年。インパクトがあったのはスズキ・ジムニーだったと思う一方、かつて日本の国民車だったカローラの変貌も大きい。ただ残念ながらメインはハッチバックではなくセダンで、来年以降が本当の勝負。そこで敢えてマツダCX-8を選びたい。現在の事実上の日本のファミリーカーのメインストリームは箱型3列シートミニバン。そこに分け入ったのが、SUVでありながらミニバン並みの使い勝手、広さを持つCX-8。走りや質感もミニバン以上。それでいて300万円前後から始まる戦略的価格が凄い。日本を席巻するまでには至らなかったが、特異な現象としては一番だったと考える。

8点:田畑 修氏
8点:橋本 洋平氏
6点:森口 将之氏
6点:吉田 由美氏
5点:安東 弘樹氏
5点:河村 康彦氏
5点:藤島 知子氏
4点:高山 正寛氏
3点:青山 尚暉氏
3点:今井 優杏氏
3点:岡崎 五朗氏
3点:桂 伸一氏
3点:国沢 光宏氏
3点:五味 康隆氏
3点:瀬在 仁志氏
2点:石川 芳雄氏
2点:片岡 英明氏
2点:清水 和夫氏
2点:千葉 匠氏
2点:山田 弘樹氏
1点:島下 泰久氏
1点:松任谷 正隆氏
1点:諸星 陽一氏
0点:その他34名

出典 第39回 2018 – 2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー 選考結果
URL http://www.jcoty.org/

兼ねてよりCX-8を高く評価されていた河口 まなぶ氏の10点評価は納得。河口 まなぶ氏はマツダよりの審査員でしょって?そんなことはありません(たぶん)確かに他の審査員と比べマツダの経営陣と親しそうな印象もありますが、先日大幅改良を受けたCX-3のレビューでは辛口評価でした。いまどきメーカーの犬のようなジャーナリストはユーザーにすぐにバレます。贔屓のメーカーに高得点を付ける、、そんな甘っちょろい世界ではないと思います(たぶん)

河口 まなぶ氏のCX-8試乗レビュー


さいごにWeb自動車メディア「LOVECARS!TV!」河口 まなぶ氏のCX-8試乗レビュー動画をご紹介します。河口 まなぶ氏の動画レポートは分かり易い解説とゆっくりとした語り口で聞き易く大変参考になります。CX-8検討中の方だけでなく、納車待ちの方や現行型オーナーの方にもおすすめです。



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