断腸の思いでNDロードスターの営業を諦める|イクメンライフハッカー

断腸の思いでNDロードスターの営業を諦める

こんにちは、ハマジです。

車日記です。

先日、会社の後輩がNDロードスターの購入を検討中という↓記事↓を書きましたが、このたび断腸の思いでNDロードスターの営業を諦めることにしました。

車はコスパではなく100万円くらい高くてもホントに欲しい車を買うべきである


独身で実家住まいの後輩。

(所帯持ちのサラリーマンに比べ)自由に使える金が有り余っているため、NDロードスターの営業を諦めた理由はお金ではありません。

面白半分後輩のカーライフの充実を願い仕事の合間にせっせこNDロードスターの魅力を伝えていた私が営業を断念した理由は、、、


車の運転がヘタ過ぎるのです((+_+))


なんでも、元々車の運転は得意ではなくたまに親の車を運転するくらいとのことでしたが、NDロードスターの購入検討にあたり、まずは親の車で練習しようとしたその日に事件は起きました。

実家の駐車場を出発しようとエンジンスイッチオン(実はこの時エンジンはかかっておらず電源が入っただけの状態だった)

サイドブレーキを解除し、アクセルを踏もうとすると、、、

アクセルを踏んでないのに車がするすると発進!

ブレーキをかけても止まらず、ハンドルもクソ重く曲がらない。

「あわあぁぁぁぁぁぁあ!」と悲鳴を上げた3秒後。

そのまま家の前の路地でバンパーをぶつけてしまったそうです。

本人曰く、駐車場が若干下り坂になっており、サイドブレーキを解除したことで勝手に進みだしてしまったと。また、エンジンがかかってないため、ブレーキの効きが弱くハンドルもめちゃくちゃに重たくて曲がり切れなかった。ハイブリッドカーでもないのでエンジンが掛かったかどうか分からなかったというのは俄かに信じられない話ですが、世の中には他の能力は問題無くても車の運転だけはチョットという人はいるのでしょう。

この話を聞いてハマジは思いました。



「こりゃ、運転しない方がええタイプや。。」



※NDロードスターの衝突試験車両(マツダオープンデー2018より)

本物のロータリーエンジンを組み立てたぞ!マツダオープンデー2018行ってきたブログ前半


運転しない方が良いと考えた理由について、車両感覚や運転技術などは練習すればいくらでも上達しますが、20代の若者がエンジンが掛かったかどうかわからないという話しは聞いたことがありません。自宅駐車場からの出発で軽くパニクッたという話もありましたので、魑魅魍魎が渦巻く公道で煽り運転ドライバーやパンク、凍結路でスリップなどのトラブルに見舞われた際はどうなってしまうのか。

そんな傾向のあるドライバーが車両価格300万円超えと、今やすっかり高級車となってしまったNDロードスターでマイカーデビューするのはあまりにも無謀すぎます。まずは親の車でじっくり練習。そのうえで、我々車好きが中古のポンコツでマイカーデビューしたように、ぶつけても気にならない手頃な中古車でデビュー、というのが無難です。





また、そもそも運転に向いてない人が無理に車を運転しなくても良いと思います。


考えてみてください。現時点でもそこそこの運転支援機能を持つ車が増えています。ダメだこりゃというレベルの運転支援を自動運転だ!帰り道は任せとけ!と言い張る車もあったりします。

このままのスピードで進歩すれば近い未来に自分でハンドル握ってガスペダル踏みつける方が少数派となるのは確実。「え!?まだ自分で運転してるの?ダッサ。」何て後ろ指差される未来はもうすぐそこにあるのです。だいたい、無理に苦手な運転をしなくても、他に楽しいことはいっぱいあるのですから。

というわけで車の運転が向いてない後輩にNDロードスターを営業するのは断念します。

以上、今しか自分で運転を楽しめないからこそ、車選びは走りの楽しさを重視したいと思うハマジでした。

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