車はコスパではなく100万円くらい高くてもホントに欲しい車を買うべきである|イクメンライフハッカー

車はコスパではなく100万円くらい高くてもホントに欲しい車を買うべきである

こんにちは、ハマジです。

CX-8小ネタブログです。

NDロードスターを商談中


職場の同僚がロードスターが欲しいとのことで、成約に向けて鋭意営業しております(先日CX-8を買った同僚とは別の後輩)実家暮らしの1人者でお金が有り余っているためクロージングは時間の問題ですが、本人的に今が買いなのか?については彼の今後のライフ設計踏まえ本人以上に真剣に考えなければなりません。

何故かというと車を買い趣味や生活の幅が広がり車を通じて出会いや走る楽しみを得るのが買った本人以上に楽しいからです。ちなみに営業さんに紹介しても私には何のメリットもありません。一部では紹介者に紹介料(マージン)が入るディーラーもありますが、アレは購入者の値引き分が紹介料として支払われるだけで、購入者は損をしてるのです。

もっとも自分で値引き交渉が出来ない人は紹介してもらった方が良い条件で購入できるというメリットもありますが、私の場合は趣味でやってるので紹介料なんぞ要らぬ。その分本人の購入金額から値引くなり特典を付けるなど、車を購入する本人が気持ち良く買い物をして車に乗って欲しいと思います。

で、本題。



最近の車は高い


職場で車の話しをしていると、車ってやっぱ高いよね、という意見が出ます。足として割り切るならともかく、デザインが良く、乗って楽しい車を探すとそれなりの金額になることが多く、300万円、400万円の車はやはり高い。これが自由に使えるお金が多い20代独身とか部長クラスになると話が違うのでしょうが、子育て世代真っ只中の30代の社員が多いウチの部署では300万円から400万円というのはグーパンチで殴られるより痛い金額なのであります。

CX-8は高いのか


ではCX-8は高いのか。3列シートのマツダCX-8は一番廉価なXD・FFモデルで車両本体価格が319万円、一番豪華なXD Lパッケージ AWDの場合は419万円にもなります。実際に購入する場合はオプションや諸経費も必要になりますので乗り出し価格は更に高くなる。

ウチのCX-8はXD プロアクティブ AWDで車両本体価格は376万円。これにルーフレールや360度ビューモニタ諸々のオプションに諸経費、ボディーコーティングMG、車検付きのメンテナンスパック、延長保証など、諸々を合わせた支払総額は約450万円(ここからCX-5の下取りと、値引があります)

先ほどにも書いた通り、1馬力のサラリーマンにはしびれる金額(それに旅行にも行きたいしカメラ・レンズも欲しいし、そろそろスノボの板が壊れそうと車以外にもカネはかかる)

内容を考えるとむしろお買い得


しかし!しかしであります。安全装備充実のCX-8に快適装備オプションを満載(というほどでもない)したCX-8の支払総額に対し、世の中の子育て世代のオッサンが一番良く買っているであろう3列シートミニバンも同じくらい高いのです。

例えば、最もお手軽な3列シートミニバン、フリード/シエンタクラスでも支払総額は250万円からハイブリッドにオプションを付けると300万円台に乗って来る。ノア・ヴォク/セレナ/ステップワゴンは300~350万、セレナe-powerやステップワゴン・ハイブリッドになると約400万、オデッセイ・ハイブリッドやアル・ヴェルクラスになると400万円~と安全装備の充実度や2.2ディーゼルエンジンを考慮するとむしろCX-8の方が安い、もといお買得感を感じるほど。今時の車は高いのであります。

気に入った車を買う方が満足度が高い


とはいえCX-8の400~450万円は絶対的には高い。

ふつーに乗る限りはフリード/シエンタでも全く問題無く十分以上に走るのですから、車は節約して他にお金を回そうと考える人も多いのではないでしょうか。走りにこだわらなければ300万円前後で5人乗りのSUVや8人乗れるミニバンがいくらでもあるのですから。

と考えていたのが10年前の私です。300万円でふつー以上の車が買えるなら、400万円も出すのは無駄。100万円追加で出したからと言って、空が飛べるわけでもガソリン代がタダになる分けでもない。コスパ的に300万オーバーの車はモッタイナイと考えていました。

そんなコスパ重視のケチ男の考えが変わったのは2015年にCX-5を購入したのがきっかけです。この車も支払総額では350万円を超えていましたが、50万円ケチってガソリンモデルとか、2リッタークラスのミニバンに乗っていたら到底得られない走りの楽しさや満足感がありました。実用性は250万円の車で十分だけど、趣味性を含めるともう100万出すのは悪くない。コスパ重視で車を買うより、思い切って気に入った車を買った方が幸せになれるという真理を見つけたのです。


考えてください。車は一度買ったらほどんどの人が長く乗ります。仮に10年乗る場合、300万円の車ではなく400万円の車を買った場合の1年あたりの差額は10万円。年間にすると、たったの10万円なのです。マツダの場合は車種ごとの違いは車格というより好みの違いで分かり難いですが、トヨタの場合は我慢してマークXを買うよりもう少し頑張ってクラウンを買った方が絶対に満足できるハズ(クラウンが楽勝で買える人はレクサスか輸入車)

一般的なサラリーマンにとって(というかワシの感覚)300万円以上の車は高いと抵抗を感じるのも事実ですが、車が好きな人や車に乗る機会が多い方は思い切って400万円クラスの車を買った方が満足度のコスパは高くなると思います。

CX-8の満足度


さいごにCX-8の満足度です。

細かいところでは気になるところもありますが、総じて完全に満足。CX-5に比べればキビキビ感に劣り、初代KE後期型CX-5に比べると走りの楽しさが減っているのは大人になった代償として受け取ります。購入時に比較検討したXXXと比べても乗り心地から静粛性では比較になりませんし、3列シートの車としては走りも良い。コスパ重視ではCX-8という判断にならなかったので、そういう面では購入を後押ししてくれた妻さまに感謝です。

余談ですが、ローンを組んであまりにも自分の経済力に見合わない車に乗るのは健全だと思いませんし、満足度も相対的に低いと思います。30代でアルファード、これは分かりますが庶民がローン組んでBMW X5は分不相応でオラオラしそうなので後ろに並んで欲しくない。

以上、車はコスパではなく満足度重視で買えという話でした。

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