【続報】マツダCX-5ディーゼルのリコール対応。制御プログラムの変更でスカイアクティブD2.2の出力特性は変化する?|イクメンライフハッカー

【続報】マツダCX-5ディーゼルのリコール対応。制御プログラムの変更でスカイアクティブD2.2の出力特性は変化する?

リコール対策の制御プログラム更新によるエンジン出力影響有無について、マツダから回答を得たので報告します。

Q:制御プログラムの変更で加速が弱まるなど、出力特性に影響はあるか?

出力特性・最高出力・最大トルク・JC08モード燃費等に全く影響はございません。

日本市場のように渋滞路・短距離走行を繰り返すなどの厳しい条件下でも本来の設計どおりの性能を発揮させる制御プログラムへの変更でございますので、どうかご安心下さいませ。

マツダ コールセンター



回答にあるように、今回の制御プログラム更新はエンジンの出力特性に全く影響が無いことが分かりました。

懸念していたのは、初期型のCX-5で下記の改善対策の対応を受けた車両が”明らかに加速感が穏やかになった”という報告があったことです。

改善対策届出番号:453
改善対策開始日:平成26年12月5日

不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

ディーゼルエンジン用のオイルフィルターにおいて、リリーフバルブの開弁圧が不適切なため、エンジン内部で発生する金属粉がオイルフィルターで捕捉されないことがあります。そのため、バキュームポンプに金属粉が侵入し軸が摩耗した場合、負圧生成能力が低下し、エンジン低回転時にブレーキペダルを短時間に複数回踏むと、一時的にブレーキアシスト力が低下するおそれがあります。また、ターボチャージャーに金属粉が侵入し軸が摩耗した場合、加速力の低下及び異音が発生するおそれがあります。

改善措置の内容

1.全車両、エンジンオイルをフラッシングし、オイルフィルターを対策品に交換するとともにエンジンフードに純正外のオイルフィルターを使用しない旨の注意ラベルを貼ります。

2.エンジン内部での金属粉の発生を抑制するため、燃焼改善プログラムが入っていない車両は、エンジン制御コンピュータのプログラムを書き換えます。

3.全車両、バキュームポンプを点検し、負圧生成能力の低下が認められるものは、バキュームポンプを新品に交換します。但し、部品の準備に時間を要すため、負圧生成能力の低下が軽微なものは、部品の準備が整い次第、後日、交換します。

4.全車両、ターボチャージャーを点検し、加速不良及びターボチャージャーからの異音等の異常が認められるものは、ターボチャージャーを新品に交換します。

出典 マツダ リコール又はサービスキャンペーン等情報


リコール対応で加速が鈍くなったという情報は某口コミサイトの掲示板がソースです。

メーカーの見解やダイナモデータも無いことから、何を持って加速が鈍くなったの根拠は不明ですが、今回はメーカーから影響は無いという回答を得たため、影響はないと理解します。

また、今回の対策で万が一CX-5の加速が鈍くなるような症状があれば、感覚で判断しないようディーラーで相応の確認をお願いしたいと思います。

個人的にCX-5の魅力はスカイアクティブD2.2によるところが少なくありません。現在走行距離18,000kmを経過して、新車時の加速性能は全く変わらず、気になる問題は無し。

ディーラーからリコールに関する連絡はまだありませんが、対応次第、ブログに書く予定です。


↓リコール対応完了しました↓


※2018/06/06 追記

煤の蓄積に関して、DSC施工後のレビューブログを書きました。あくまで一つの煤蓄積事例として、ご査収ください。

新車の性能が復活!CX-5 スカイアクティブD2.2の煤蓄積とミナト自動車のDSCを施工したオーナーレビュー(感想・効果)

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