やっぱSUBARUはイイ!マツダCX-8オーナーがフォレスター(e-BOXER)を試乗した感想|イクメンライフハッカー

やっぱSUBARUはイイ!マツダCX-8オーナーがフォレスター(e-BOXER)を試乗した感想

こんにちは、ハマジです。

先日SUBARUフォレスター(2リッターハイブリッド、e-BOXER)に試乗する機会がありました。最新のSUBARUですから、さぞ良いのでしょう?と期待値高めの試乗でしたが乗ってビックリ予想以上の良い車でした。今回は同時に試乗したRAV4との違いや主にマツダCX-8オーナーの立場で感じた感想を書いておきます。

さっそくいってみましょう。

フォレスター 2018年モデル 2.0Advance


新車価格 309万円
発売日 2018年9月14日
型式 5AA-SKE
動力分類 ハイブリッド
駆動方式 4WD
車両重量 1,640kg

排気量 1,995cc
最高出力 145PS/6000rpm
最高トルク 19.2kgf/4000rpm
アイドリングストップ 標準装備
燃料 レギュラー
燃料タンク容量 48L

モーター出力 13.6PS
バッテリー容量 4.8Ah

全長 4,625mm
全幅 1,815mm
全高 1,715mm
ホイールベース 2,670mm
最低地上高 220mm

室内長 2,110mm
室内高 1,270mm
ヘッドルーム 前1,010mm
ヘッドルーム 後1,000mm

タイヤサイズ 225/55R18 18.0インチ 7.0J

最小回転半径 5.4m
燃費 WLTCモード 14.0km

SUBARUのディーラー


こちらはディーラーで試乗の手続きを進めている場面です。試乗車は2リッターハイブリッドのe-BOXERと2.5ガソリンNA両方あるとのことでしたが、今後のトレンドを考慮し今回はe-BOXERを試乗することに。

今回お世話になったディーラーさんでは、今すぐ乗り換える予定はないですが今後の参考のために、、という形でも大変感じ良く接していただきました。接客態度が良いのはもちろん、席に案内され数分待っていると他の営業さんが「ご案内はお済ですか?」とか「お飲み物のお代わりはいかがでしょうか?」とサッと聞いてくれる気配りもうれしい。

先日お邪魔し2度と行くか!と思った某ディーラーと違い、上下ユニクロのオッサンに対して「お金持ってないクセに冷やかしでしょ?」の冷たい空気は微塵もございませんでした。もう一度申し上げますがSUBARUのディーラーや営業さんは感じ良いです。ただし、店舗や担当さんによるブレは知りませんので悪しからずご了承ください。

さっさと本題に入れって?


5代目新型フォレスター


2018年にフルモデルチェンジした5代目フォレスターは端的に言うと4代目最終モデルE型フォレスターの正常進化版です。フォレスターは北米で売れに売れているSUBARUの屋台骨を支える基幹車種。コケる訳にはいかない車ですからエクステリアはパッと見先代と違いが分からないほどキープコンセプトです。

一方で中身は先代とまるで違う車に進化しています。先代で好評だった視界の良さや運転のし易さ、後席の快適性などはそのままに、新型プラットフォームを始め中身はまるで別物の車に仕上がっています。

こういっては元も子もありませんが、ライバルとの違いは乗り比べれば一目瞭然。走りや乗り心地にこだわりのある方は30mも転がせばスグに分かる。最新のSUBARUやフォレスターに乗ったことが無い人は人生の半分を損しています。是非試乗してご自身の五感で感じてください(乗っても分からない人は大丈夫。失うものは何もありません。コスパ重視の車選びでオッケーです)


フォレスターは視界の良い車である


フォレスターの運転席に座るとまず視界の良さに驚きます。決してピラーが細い訳ではありませんが角度や形を工夫することでCX-5やRAV4など、イマドキのSUVに比べても確実にワンランク上の視界の良さを実現しています。

視界の良さはフォレスターに限ったことではなく、レガシーやレヴォーグ、XVどれに乗っても「おお!」と唸るものがあります。視界の良さ(死角の少なさ)は安全性の第一になりますし、ガバッと開けた視界で運転もし易い。サイズ感も全長4,625×全幅1,815mmとこのクラスとしては平均か、ややコンパクトなため女性でも運転しやすいと思います。


ミドルクラスSUV NO1の快適性?


先の通り、5代目フォレスターの魅力は快適性の高さです。先代に対しホイールベースを30mm延長し、そのすべてを後席の足元空間に使った結果、マツダCX-5に比べ、こぶし一つ分ほど余裕のある足元空間を実現しています。


参考までに前席を身長175cmの私が快適に座れる位置にスライドすると、リアシートの広さはご覧の通り。さすがにCX-8のリアシートを一番後ろに下げた時には敵いませんが、フォレスターの全長を考えると非常に優秀なパッケージだと思います。


もう少し快適性や使いやすさについて触れますと、フォレスターはドアがスクウェアでリアシートに大柄な人が乗り込むとき、頭を屈める必要が無く乗り易い。ドアもガバッと開きます。サイドシルも先代に比べ広くなっており、ここに足を掛けて乗り込んだりルーフレールに荷物を載せる、なんて場面も格段に楽になっています。


リアシートに座ってみました。運転席に身長175センチ、体重70kgの私がマツダ流の正しい運転姿勢にシートを合わせた状態でひざ前にはこぶし2つ、頭上にも同じくこぶし2つほどの余裕があります。シートも厚みがあり、もちろんリアシート用のエアコン送風口もあるので快適性は非常に高い。

運転の楽しさを重要視する私ですが、長距離ドライブの機会が多くリアシートのパッセンジャーにも快適に過ごしてもらいたい。フォレスターの快適性はライバルを1歩リードするメリットだと思います。


快適性についてはもう少しだけフォレスターを褒めちぎります。例えばこちら、シートポケットがスマホを納め易いように工夫されていたり。


充電用USBポート(もちろん2.1A)がコンソールに使い易く配置されていたり。単にスペースが広いだけでなくこういった工夫も他メーカーをリードしていると思います。


e-BOXER バッテリーの寿命は?


フォレスターe-BOXERのモーターの出力は13.6ps、バッテリー容量は4.8Ahでバッテリーはラゲッジに格納下されています。e-BOXERの走行性能については後述するとして、バッテリーがラゲッジの積載性や使い勝手をスポイルしてないのは好印象。

参考までに営業さんにバッテリーの耐久性について質問すると、正直ベースで何とも言えないとのこと。メーカーとしては寿命はなくこれまでに劣化等で交換となった事例はないそうですが、先代XVで採用されてからまだ日が浅いため営業さん個人としてはXX年持ちます!みたいなことは軽々しく言えないようでした(そういう真摯な姿勢には好感が持てます)


ラゲッジの使い易さ


ラゲッジの写真を撮り忘れたのでカタログの画像を貼っておきます。フォレスターのラゲッジはマツダCX-5やCX-8に比べると開口部が大きいのが羨ましい。ラゲッジ容量で比較するとCX-5、RAV4、エクストレイルも大差ないので詳細は割愛しますが、スノボなどの長尺物を載せる時に開口部の広さは効きます。単純に間口を広げるとボディー剛性が弱くなってしまいますので必要な補強を加えつつ使い易さを工夫されているのですね。

さすがに写真のように雪だらけで載せる人はいないと思いますが、雪が強く振っている時など、雪を払っても車内に入り込むことがあるので我々スノーボーダーにはラゲッジトレイや防水加工は必須です。


これはスノボやる人なら良くある場面です。が、CX-8のラゲッジは開口部に若干段差があるため座り難いんですよね。今回久しぶりのSUBARU車の試乗となりましたが、こういう細かい不満というか使い勝手の工夫は車の満足度に結構効きます。

もっとも、ただ広いとか収納が多いとか使い勝手が良いだけでは話になりませんし、そういう車も多いので普段はデザインと走りの良さでマツダ車に高い満足度を感じている訳ですが、SUBARUフォレスターのように走りと快適性をうまくバランスさせているメーカーを見ると普段気にならないアラも出てくるというものですね。


ここで余談です。

あんまりSUBARUを褒めちぎったり、CX-8の不満を書くと「じゃ、フォレスター買えよ。」と言われそうですが、CX-8の検討をしていた時に5代目フォレスターが出ていたら結果は変わったかも知れません。私の意見もありますが、恐らく嫁さんは視界の良さやサイズ感、乗り易さのメリットからフォレスターを強く推したはず。

ただ、8はデカいからフォレスター、、となりますとCX-8ではなくCX-5という選択肢もありますし、マツダには走りと燃費が良いスカイアクティブD2.2ディーゼルがある。私は燃費は気にしないタイプですがそれでもカタログ燃費ではスカイアクティブDの圧勝ですし、3年、5年後のリセールバリューもマツダCX-5の方が良いそうです。営業さん曰く、従来のSUBARUオーナーは7年、9年と長く乗る傾向があり、先日も11年目の車検を通したユーザーがいらっしゃったとか。

オンロードならCX-5、オフならフォレスターと分かり易い判断軸もありますが、オフロード何てせいぜいスキー場の雪道やキャンプ場までの砂利道しか走らない我々にとっては悩ましい、もとい楽しい車選びとなりそうです。


フォレスターe-BOXERの走り


ここからフォレスターe-BOXERで走った感想です。

単に乗り心地や良かったとか早い・遅いは個人の感じ方の話になりますので、ここではCX-5や8のスカイアクティブD2.2とRAV4 2リッターガソリンと比較した感想を述べたいと思います。

試乗車に乗り込みエンジンスイッチをオン(スイッチがハンドル右側にあるのが良いですね。ハンドルの左側は車外からエンジンを掛けたい時に車に乗らなければならずめんどな場面が少なくないので右側が良いと思います)

ブレーキ―をリリースして発進。車道に出る前に一旦停止しようとすると、、回生ブレーキの違和感が気になる気になる。マツダ車のリニアな感覚のブレーキに慣れていると、自分が止めたいと思った以上の制動力が加わるのが気持ち悪くてしょうがありません。もっとも、この感覚はハイブリッド車は仕方ありませんし、すぐに慣れるところではありますが。

あと、ある程度スピードを出した時より10km程度からの停止など低速域の制動が気になりました。個人的にブレーキのフィーリングにはこだわりがあるので回生を捨ててでも低速域は余計なブレーキを掛けないで欲しい。そうなると、ただの重りを積んだ車になってしまうのかも知れませんが。


ブレーキに違和感を感じながらもディーラーから出てすぐの3車線道路で加速すると、、これはイイ!

なんじゃこりゃあ…の10秒後には、これはイイ!への豹変です。人間って都合がいいですよね。

この時、200mほど信号に掛から走ることができましたが、普段スカイアクティブD2.2 のパワーに慣れている私でも十分以上の力強さを感じました。ゼロ発進からのスムーズさとトルク感はモーターならではと言ったところで、SUBARUのハイブリッドはモーターのアシストを燃費に振らず、エンジンのトルクが立ち上がるまでの”つなぎ”に使うのが良いですね。

また、SUBARUはCVTの出来が良く、エンジンの回転上昇と加速が一致しないラバーバンドフィールがありません。CVTが大嫌いな私ですが、これなら大丈夫。ハイブリッドということでエンジンの負荷によってはモーターだけで走れるそうですが、個人的に省燃費走行に興味が無いので割愛。如何に気持ち良く走れるかについてチェックしてみましたが、60kmまでの加速では2.2ディーゼルを搭載するCX-8よりもリニアで乗り易い印象でした。CX-5の2.5ガソリンターボやディーゼルに比べるとさすがに分が悪いです。やはりオンロードの走り重視はCX-5優勢か。RAV4のガソリンはトルクの細さが気になりました。個人的には今買うとしてもRAV4の2リッターガソリンは検討テーブルに乗らないイメージです。


乗り心地がイイぞ!


次に感じたのはNVH性能の高さです。振動の少なさや静粛性の高さはハンドルを締めた時に何となく予想していましたが、予想以上の完成度でした。荒れた路面を走った時のロードノイズはCX-8と比べてもそん色なしか若干落ちる程度。CX-5よりも静かなように感じました。

マンホールをあえて踏んでみても衝撃をほとんど感じません。舗装の悪い道路でも頑丈なボディーにしっかりと固定された足が良く動く感じが分かります。段差から予想するボディーの揺れが小さいのです。試乗後、足回りを見てみると、前ストラット、後ダブルウィッシュボーンのサスペンションはやはりゴツイ。これは乗り心地が良い訳ですね。見えないところにコストを掛けるのは通好みで大好きです。CX-5がオンロード向けのSUVだとしたら、フォレスターはオフロードも走れる本格SUV。オンロードでは無用な足回りの剛性感やストローク性能は、オンロードでもキッチリ役に立っている。

それから、(オーナーの方には申し訳ありませんが)同時に試乗したRAV4はドアの開閉音からしてフォレスターとは段違いでした。ドアを閉めた時の音は思わず窓が空いてるの?と勘違いしたほど。RAV4は試乗車が純粋なガソリンエンジンであったこともあり、エンジンの振動や荒れた路面の低級振動が気になりました。ザラついた路面の微振動やロードノイズを漏れなく拾っていく感じです。アンチトヨタではありませんが、これは正直ガッカリした。

フォレスターとRAV4、いずれも新型プラットフォームを採用しボディー剛性は飛躍的に高まっていると思いますが、2台を乗り比べるとフォレスターの圧勝。CX-5/CX-8とフォレスターを比べても剛性感はフォレスターの方が高いと感じました。ここはCX-8オーナーとして正直うらやまなポイントです。


e-BOXERと2.5ガソリンの比較


今回はe-BOXERしか試乗しませんでしたが、営業さん曰く絶対的な速さでは2.5リッターガソリンの方が上とのこと。なので、買い方として街中メインであればe-BOXER、高速道路を走る機会が多ければ2.5リッターガソリンがおすすめのようです。

ただ、私としては2.5リッターガソリンは乗ってない状態ではあるものの、もし自分が買うならe-BOXERを選びます。絶対的な速さでは劣っても日常的に使う街中での発信加速のスムーズさトルク感が魅力。ガソリンに比べe-BOXERはバッテリーをリアに積むことで前後重量バランスが良くガソリンに比べ約100kg重い車重も重厚感として乗り心地の良さに効いています。

参考までにRAV4の2リッターガソリンエンジンの感想を述べますと、街中の試乗レベルでもエンジンの振動とトルク感の無さが気になりました。スポーツモードにして4,000rpm近く回しても印象は変わらず。RAV4に関してはハイブリッドが本命だと思います。


e-BOXERのエンジンルーム


ボンネットを開けてe-BOXERのエンジンを見せていただきました。エンジンはコンパクトな印象で2.5ガソリンもe-BOXERの2リッターに対してボアが大きくなるだけで全体的な大きさはそう変わらないとか。エンジン軽さは回頭性の良さとして交差点を曲がる程度でも感じることができました。バッテリーは左右に2つ積んでおり一つ2~3万円とのこと。バッテリー交換の際に両方変えると5万円の出費となるようです。

前述の通りe-BOXERは燃費を良くするためのハイブリッドではないので維持費やランニングコストで選ぶのは悪手だと思います。街乗りか高速か、実際に乗り比べて走りが楽しい方を選んだ方が満足度が高いはず。




フォレスター e-BOXERに試乗した感想まとめ


さいごにまとめです。

SUBARUにはもともと良いイメージを持ってましたが、新型フォレスターに試乗してあらためてSUBARUやっぱイイ!と感じました。フォレスターと言えば悪路走破性や玄人向きのイメージがあるかも知れませんが、悪路を走れるボディー剛性や足回りは街中レベルでも快適性の高さとしてメリットがありますし、視界の良さに代表される乗り易さはミドル級SUV随一だと思います。

e-BOXERの魅力も十分堪能させていただきました。燃費が今一つな点や細かく試乗すればネガもあるのでしょうが、私の使い方の8割以上は満足できるでしょう。個人的に2018年の今ミドル級SUVを買うならフォレスターe-BOXER、多人数乗車が必要ならCX-8で決まりです。

以上。


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