プルデンシャルの提案を見送りオリックスの終身保険ライズと定期保険ブリッジに加入した理由|イクメンライフハッカー

プルデンシャルの提案を見送りオリックスの終身保険ライズと定期保険ブリッジに加入した理由

こんにちは、ハマジです。

保険のまじめな記事です。

はじめに


今回のCX-8ブログは生命保険の見直しについて。

自動車保険ではなく生命保険??と思われた方も多いと思いますが、CX-8を選ぶ方は子育て世代の方も多い。さらに言いますと、TwitterやYouTubeでCX-8オーナーとやり取りした経験上、子育て世代の中でも幼稚園や小学生など、子どもが生まれて少し大きくなった世代の方が多いと感じています。


一方で保険の見直しは結婚した、家を買った、子どもが生まれた等のタイミングでは思い浮かぶものですが、子どもがある程度大きくなると数年前に設計した内容でほったらかし、というケースが結構あります。

何を隠そう私もその一人('ω')ノ

(偉そうにスンマセン)

我が家でも世間様の例に漏れず子ども(長女)が生まれた約10年前に保険屋さんやファイナンシャルプランナーに相談し万が一の時も家族が生活していける過不足の無い保険に入りました。しかしながら、その後は長男の誕生後に学資保険を追加した(ついでに医療保険も入った)程度で所謂生活保障であるとか生命保険は見直しできてないという状態でした。

今回、私が入っている保険の新しいプランが出たということでプルデンシャルの営業さんから切替のご提案をいただき、その過程でせっかくの機会ですので現在の家族構成や年収、子どもの進学などのライフプランを元に保険の過不足はないか(主に不足)の全体的に見直しを行いましょうとなった次第です。

それが何故CX-8に関係あるかと言うと、CX-8オーナーは私のような子育て世代が多く、決して派手さはないものの、真面目に作られ安全性が高いCX-8を選ぶようなオーナーは保険についてもキッチリされている(ハズである)ただ、もしかしたら私のようなウッカリさんもいるのではと思い、何かの参考になればと今回の見直し内容をここに公開させていただく次第であります。

何か無駄に長く説明してしまったので疲れた。もう寝たい。

プルデンシャルの保険コンサルティング


というわけで今回はプルデンシャルの担当営業さんに現在の家族構成、年収、子どもの進学予定などを元に保険内容をコンサルティングしていただきました。コンサルティングの詳細は割愛しますが、結論から言うと現在の保険内容では私に万が一のことがあった時の生活保障が不足しており、1,000万円程度追加で保険に入った方が良いという結果になりました。

もちろん営業さんの話を鵜呑みにしているわけではありませんが、内容について妻と相談した結論としても、子どものことを考えるともう少し入った方が良いだろうとなり、また、私自身の想いとしても自分が死んだ時に家族が不憫な思いをするのは辛い。よって追加で保険に加入することに決めました。ただし、どの保険に入るかというのは吟味した上で。

保険の見直し方法


ここで補足になりますが、保険の見直しを行う時、我々のような素人は誰に相談するかがポイントになります。知識のない新人、ただ売りたいだけの営業やマージンが大きい商品を進めてくる営業は論外。そういった意味では私のプルデンシャルの担当営業さんはベテランで商品知識や経験も豊富ですが、いかんせん、プルデンシャルの商品しか提案できないという弱みがあります。

なので、もし保険の見直しを誰かに相談される時は自分が入っている保険会社だけではなく、独立系のファイナンシャルプランナーや複数の商品を扱う保険の窓口のようなところにセカンドオピニオンを求めるのも良いと思います。

結局誰に聞いても保険屋さんとしては契約を取る必要がありますので売り込まれたり、マージンが大きい商品を提案される懸念はありますが、この問題については価格コムなどで人気の保険トップ5の概要を見て多少の知識を持てば保険商品の良し悪しや変な提案には気が付くことができると思います。

今回加入する保険の要件


今回見直しを行うにあたり、まずはプルデンシャルの担当営業さんに提案をお願いしました。

提案していただく保険の要件(要望)としては、1,000万円程度の生命保険。保険料はなるべく安く、ただし、掛け捨てでお金をドブに捨てるのは面白くない。ジジイになってからも保険料を払い続けるのは不安がある。保険を利用しなかった場合に多少の貯蓄性のあるものが良い、、といったことを求めました。

わがままでスイマセン。

プルデンシャルの提案内容と私の判断


次にプルデンシャルから提案いただいた内容です。

●ドル建て終身保険

最初に提案いただいたのは今はやりのドル建て終身保険です。銀行などでロクに説明を受けずお年寄りが契約し、為替変動や手数料の高さで元本割れして問題になってるやつですね(実際、提案いただいた日もyahooニュースのトップに「ドル建て終身に騙されるお年寄りが問題に」のような記事が上がっており苦笑いしました)

ドル建て保険の魅力は何と言っても利率のよさです。終身保険を貯蓄性で選ぶ場合はドル建て・外貨建てに適う商品は無いです。一方でデメリットとしては為替リスクがあります。貯蓄性を期待しても為替の変動次第では満期のタイミングで元本割れすることもありますし、保険料自体もドル建てのため毎月や年払いの場合は毎年の保険料が変わります。

受け取り時の元本割れリスクはともかく、支払い金額が変わるのは結構うざい。

一方で為替リスクについては満期時にドルでもらう方法もあります。もしドルを持っていない人は円とドル両方持つことはリスクヘッジになると思います。メリットも多いドル建て終身保険ですが、今回は早々に見送りとなりました。理由は為替リスクが許容できないこと。また、私は住宅ローンも抱えてますので、解約払戻金での貯蓄性を求めるよりは住宅ローンを繰り上げ返済した方がメリットが大きく、リスクを負ってまでドル建てに入る必要は無しと判断しました。

もう一つ補足になりますが、ドル建てで貯蓄性を求める場合、保険金が300万とか500万の保険に複数入るより、1,000万や2,000万の保険に入った方が保険の高額割引が適用されるため、保険料が安くなります(利率が良くなる)一方で、1,000万や2,000万の終身保険は保険料が高い。また、払い込み期間の途中で解約すると元本割れしますので、高額割引を狙って高い保険に入るのは慎重に判断する必要があります。

●円建ては利率が悪い

次に円建ての終身保険を提案いただきましたが、価格コムの人気ランキングに入る保険に比べ利率が悪く却下となりました。保険料や利率以外の比較項目については、生命保険についてはどの会社もほとんど変わらないので割愛します。

余談ですが、私は車くらいの商品であればこの人から買いたい!と思ったときは多少条件が悪くても買ってしまいますが、保険に関してはこの営業さんだから入るというのは一切ありません。保険の内容とメリット・デメリット、類似商品との違いを理解したうえで納得した保険に入りたいのです。

提案させてといて酷いヤツのように感じるかも知れませんが、保険屋さんも商売ですし、担当営業も一生面倒見てくれる訳ではないので、その辺は商品の良し悪しでドライに判断してます。

●掛け捨てはネット専用保険に勝てない

ドル建ては無し。円建ては他社の商品に勝てない。では、掛け捨てで何か良い商品は?というのは無理というのが分かっていますので雑談程度で終了しました。もちろん、営業ですから聞けば自社商品の訴求ポイントを説明してくれますが、価格で見た時にネット専用商品には絶対に勝てませんし、代理店型の保険でそれを補えるメリットがあるかどうかは保険に求める要件次第だと思います。

もし、お年寄りとかでネットが全く使えないとか、保険の説明を聞いても全くわからないというのであれば代理店型の保険を営業さんから契約するのも良いかと思いますが、我々のように色々吟味した上でCX-8を買ってるようなタイプは保険も自分で考えて入るというスタンスなのではと思います。

残念ながらプルデンシャルさんの提案は今回は見送り、他で考えることにしました。ここで以前までの私でしたらどこかでファイナンシャルプランナーに相談したかも知れませんが、今回は生命保険の追加のみ、要件としても単純だったので自分の知識で比較検討して決めることにしました。

追加で加入した保険


1,000万円の生命保険に追加で入る件、結論から書きますと、オリックスの「終身保険ライズ」で500万円、「定期保険ブリッジ」で700万円と終身と定期保険の組み合わせで計1,200万円の生命保険に入ることにしました。



●終身保険ライズ

お手頃な保険料で死亡保障が一生涯続く、貯蓄性のある死亡保険(終身保険)です。解約払戻金があるため、一生涯の死亡保障に加え、長期的な貯蓄機能も備えています。

●ネット専用定期保険ブリッジ

険)です。保険金額と保険期間を自由にカスタマイズできますので、ニーズに合わせたムダのない設計で保険料を抑えることができます。

1,000万円ではなく1,200万円としたのは思ったより保険料が抑えられたので気持ち追加した次第です。

なぜ、2つの保険を組み合わせたかについてはこれから解説します。

終身保険1本は保険料が高い


保険を2つに分けた理由について、私のケース(37歳)で65歳とか70歳までの払い込み期間で1,000万円の週品保険に入ると、年間の保険料はだいたい30万円くらいとなります。

貯蓄性があるとはいえ、住宅ローンを繰り上げた方がメリットがありますし、払込期間までに解約した場合は元本割れするリスクもあります。もし、年30万円が全く苦にならない人はこれが一番良いと思いますが、私は追加で年30万円の保険に入るのはキツイと考えました。

参考)

オリックス終身保険ライズ
契約年齢:37歳(男性)
保険料金:1000万円
払込期間:65歳まで
支払方法:年払い
年間保険料:288,140円

払込保険料累計:8,067,920円
65歳時点の返戻金:8,833,200 円
(払戻率109.4%)

定期保険は(自分が)死ななかった場合がモッタイナイ


次に1,000万円の定期保険の加入を検討しました。比較した保険は価格コム人気の生命保険ランキングの上から3つ。ライフネット、オリックス、アクサで比較しました。結果、保険料の安さではライフネットの方が一番安かったですが、私はオリックスの医療保険キュアに入ってますので保険会社が増えないメリットもあり、オリックスの定期保険ブリッジが良いと考えました。

年間保険料はグッと下がり約5万6千円です。

参考)

オリックス定期保険ブリッジ
契約年齢:37歳(男性)
保険料金:1000万円
払込期間:80歳まで
支払方法:年払い
年間保険料:56,736円

払込保険料累計:2,439,648円
返戻金:掛け捨てのため無し!

ライズとブリッジで比較した場合、ブリッジの方が当然保険料は安くなりますが、万が一?保険期間までに私が死ななかった場合は保険料が丸ごと損になります。生きてたら丸儲け、安心を買ったという考え方も分かりますが、個人的には面白くない。

ブリッジは払込期間が80歳までしか設定できないので、37歳から80歳まで保険料を払い続けた場合の合計保険料は約240万円。これが保険期間ギリギリである79歳でめでたく?死んでいれば1000万円―240万円の760万円を家族に残すことができますが、80歳と1日目で亡くなった日にはmazda3一台分のお金をドブに捨てたことになるのです。

この問題を解決するのに、オリックスにはネット専用ではない定期保険「ファインセーブ」という商品があります。ファインセーブでは払い込み期間を90歳まで設定できるため、平均寿命まで生きたとしても90歳まで保証があれば保険料の払い損という由々しき事態は免れます。

ただし、これも悩ましいところでファインセーブにすると保険料も若干上がります。また、保険の満期まで長生きしてしまったら…と考えながら老後を迎えるのも気分が悪い。

よって、終身と定期保険をミックスすることにしました。

最終的に加入した内容


1.オリックス終身保険ライズ500万円

契約年齢:37歳(男性)
保険料金:500万円
払込期間:70歳まで
支払方法:年払い
年間保険料:124,875円

払込保険料累計:4,120,875円
65歳時点の返戻金:4,529,150円
(払戻率109.4%)

2.オリックス定期保険ブリッジ700万円

契約年齢:37歳(男性)
保険料金:700万円
払込期間:57歳まで
支払方法:年払い
年間保険料:20,110円

払込保険料累計:402,200円

●ポイント

今回ミックスで入ることにしたポイントは以下の3つです。今回はあくまでも今入っている保険の追加ということでしたので、保険料と補償のバランスが良いと理解しています。

1.子どもが大きくなるまでの保証を充実(子どもが28歳までの保険金は1,200万円、以降は500万円)

2.保険料をなるべく抑える(年間保険料は2契約合計で年間約15万円)

3.いつ死んでも損をしない

※ザックリとした例

・40歳で亡くなった場合、保険料合計43万円に対し保険金は1,200万円
・56歳11ヵ月で亡くなった場合、保険料合計289万円に対し保険金は1,200万円
・70歳1ヵ月で亡くなった場合、保険料合計300万円に対し保険金は500万円
・69歳11ヵ月で亡くなった場合、保険料合計452万円に対し保険金は500万円
・70歳1ヵ月で終身を解約した場合、保険料合計452万円に対し返戻金は452万円
・70歳以降に亡くなった場合、保険料合計452万円に対し保険金は500万円

さいごに


保険の見直しに関して、時間が経てば条件も変わるものです。保険の見直しは時間が掛かったりエネルギーを使いますが、加齢とともに加入条件が厳しくなったり保険料が高くなる問題も。今回は営業さんの提案をきっかけに大変良いタイミングで見直すことができました。

生命保険について、どうだったかな?という方は一度見直しされてみてはいかがでしょうか。

以上、終わり。

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