CX-5、CX-8と2台続けてSKYACTIV-D 2.2乗ってますが、CX-5の20Sはおすすめできない|イクメンライフハッカー

CX-5、CX-8と2台続けてSKYACTIV-D 2.2乗ってますが、CX-5の20Sはおすすめできない

こんにちは、ハマジです。

7月に納車されたCX-8の走行距離はもう少しで4,500kmになります。この間、狭い道、山道、ロングドライブなど様々な道路を走り車にもすっかり慣れました。約4,500km走って感じたのは狭い道でも大きさはあまり気にならないということ。360度モニターのお蔭で狭い駐車場を使わざるを得ない時も苦ではありません。

また、CX-8はとにかく疲れない。前車CX-5 XDも疲れない、何処までも走れる車でしたが、CX-8においては片道400km走ったくらいでは何ともないほど疲労の少ない車と言えます。

ディーゼルの楽しさ


そしてその疲労度の少ない理由の一つとして間違いないのは2,000回転で45.9kgf・mのトルクを叩きだす(約24万台の豪快なリコールで話題の)SKYACTIV-D 2.2です。もう一度言いますがマツダの2.2リッターディーゼルは約46kgのトルクを日常的に利用する2,000回転から発生するのです。

信号待ちスタート、高速道路でETCゲートを抜けてからの加速、田舎の山道・登坂。マツダのディーゼルSKYACTIV-D 2.2は、どんな場面でもアクセルを踏みつけることなく約1.8トンから1.9トンにもなるCX-8を軽々とスピードに乗せます。意のままの加速とペダルを踏み込む量が減ることで疲労が少なく、結果的に安全にドライブできるCX-8。ガソリンモデルが登場した今現在も、走り重視のドライバーへ私がおすすめするのはディーゼルであることは変わりません。

そんな感じでCX-8や前車CX-5含めディーゼル押しの私ですが、別にガソリンモデルも悪くないと思います。チョイ乗りが多い人や大人しく走る人はディーゼルのメリットを享受し難く、音や振動などネガが際立つ。スタイルや安全性でCX-8やCX-5を選ぶという方にはむしろ積極的にオススメしたいグレードでもあります。


20Sをおすすめできるユーザーは限られる


ただし!私のように車は楽しさ重視、家族全員で乗るファミリーカーでもダルい車には乗りたくない!なんて方にはガソリンNA車、特にCX-5の20Sはおすすめできません。2リッターガソリンNA SKYACTIV-G 2.0の20Sは、一度運転したことがありますが、市街地や平坦なところでは問題ないものの(むしろ軽快で良かった)上り坂や高速道路は途端に苦しくなります。フォレスターも新型になり2.5リッターNAとハイブリッドのみになりました。このクラスを2リッターガソリンNAで引っ張るには荷が重いのです。

以下、20Sをおすすめできるユーザーの例。

・街乗りがほとんど
・チョイ乗りが多い
・飛ばさない
・登坂を走る機会が少ない
・1人か2人で乗ることがほとんど
・高速道路はめったに追い越さない
・エンジンが騒がしくても気にならない
・右足が怠くなっても我慢できる
・5ナンバー3列ミニバンの動力性能に不満が無い

高速道路や登坂で意のままに加速しない


先日も魚釣りへ行く際、上り坂でCX-5のガソリンモデルの後を走る機会がありましたが、XDに慣れている私からすると、とにかく加速が悪い。そのCX-5さんは新型KFのDエンブレム無しでしたので20Sか25Sだと思いますが、片側2車線の登坂で右車線をちんたら登っていたので左からビュンビュン抜かれるほど。私は片側2車線の道路で左から抜くのは好きではありませんが、後ろに付いても全く避ける様子が無いので仕方なく左からぶっちぎらせていただきました。

これ、追い越し車線をチンタラ走るドライバーはともかく、そもそも飛ばしてなかっただけでエンジンの余裕の有無は分からないのではというのはもっともなところですが、20Sはハッキリ言って遅いです。いや、非力なエンジンを回す楽しみがあるという方はご遠慮なくブン回していただければと思いますが、平坦な道路では問題無くても上り坂はブン回しても唸るだけでちっとも加速しない。そもそも20Sのエンジンは回してもそんなに楽しいエンジンでもありませんし、同乗者にとっては騒がしいのが気になる。

新車購入時に30万円をケチってはいけない


お一人さまでノイズや振動も含めて味わうのだ!という求道者のような方はそれでも良いのかも知れませんが、もう20万円予算を上乗せすれば25Sが買えますし、20Sプロアクティブのプラス30万円でXDプロアクティブが買えます。車を買うと最低でも3年は乗ると思います。長ければ10年は乗るかも知れない。その間、何度坂道を走るのでしょうか。登坂や高速のゲートを抜ける度に涙を流すくらいなら、他のグレードを買うのが良いと思います。

この30万円の価格差をどう考えるか補足すると仮に車を7年保有した場合、年間の差額は4万円少々となります。月額にするとたったの約4,000円。もしあなたが1日1本缶コーヒー飲んでいるならそれをやめるだけです。煙草も同様。飲み会を1回控えるでも良い。月4,000円で加速せず騒がしい車内で辛辣な思いをしなくて済むのです。ガソリンと軽油の燃料・燃費の差でXX年乗ったら元が取れるという考え方は好きではありませんが、距離を重ねるほど燃料代の違いも大きい(もっとも、せっかく楽しいディーゼルを買ったのですからケチケチせずアクセル踏んだ方が幸せだとも思いますが)

コスパを理由に20Sを選ぶ人は10年くらい乗ってやろうという考えの方が多いかも知れませんが、10年なら年3万、月に2,500円程度の違いです。せっかく高い車を買うなら気持ち良く加速する車を選び、どんな道を走っても楽しいと感じる方が絶対に満足度は高いと思います。(異論は認めん)

参考までに加速の一つの指標となるトルクウエイトレシオ順にCX-5の主なグレードを並べると以下の通り。

20S PROACTIVE 2WD(6EC-AT)


車両価格:2,802,600円(税込)
車両重量:1,530kg

エンジンタイプ:SKYACTIV-G 2.0
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
エンジン総排気量:1.997L
エンジン最高出力:115kW〈156PS〉/6,000rpm
エンジン最大トルク:199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm

WLTCモード燃費:14.6km/L
WLTC市街地モード:11.9km/L
WLTC郊外モード:15.1km/L
WLTC高速道路モード:16.2km/L

パワーウエイトレシオ:9.8kg/PS
トルクウエイトレシオ:75.4kg/ kgf・m

25S L Package 2WD(6EC-AT)


車両価格:3,018,600円(税込)
車両重量:1,560kg

エンジンタイプ:SKYACTIV-G 2.5
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
エンジン総排気量:2.488L
エンジン最高出力:140kW〈190PS〉/6,000rpm
エンジン最大トルク:252N・m〈25.7kgf・m〉/4,000rpm

WLTCモード燃費:13.8km/L
WLTC市街地モード:10.8km/L
WLTC郊外モード:14.3km/L
WLTC高速道路モード:15.7km/L

パワーウエイトレシオ:8.2kg/PS
トルクウエイトレシオ:60.7kg/ kgf・m

XD PROACTIVE 2WD(6EC-AT)


車両価格:3,115,800円(税込)
車両重量:1,630kg

エンジンタイプ:SKYACTIV-D 2.2
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
エンジン総排気量:2.188L
エンジン最高出力:140kW〈190PS〉/4,500rpm
エンジン最大トルク:450N・m〈45.9kgf・m〉/2,000rpm

WLTCモード燃費:17.4km/L
WLTC市街地モード:13.9km/L
WLTC郊外モード:17.6km/L
WLTC高速道路モード:19.6km/L

パワーウエイトレシオ:8.6 kg/PS
トルクウエイトレシオ:35.5kg/ kgf・m

25T Exclusive Mode 4WD(6EC-AT)


車両価格:3,877,200円(税込)
車両重量:1,620kg

エンジンタイプ SKYACTIV-G 2.5T
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
エンジン総排気量:2.488L
エンジン最高出力:169kW〈230PS〉/4,250rpm
エンジン最大トルク:420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpm

WLTCモード燃費:12.6km/L
WLTC市街地モード:9.4km/L
WLTC郊外モード:12.9km/L
WLTC高速道路モード:14.4km/L

パワーウエイトレシオ:7.0kg/PS
トルクウエイトレシオ:37.9kg/ kgf・m


毎日を楽しくするならガソリンターボかディーゼル


20S PROACTIVE 2WDのトルクウエイトレシオは75.4kg/ kgf・mとパッとしない値となっています。対してXD PROACTIVE 2WDの場合は35.5kg/kgf・mとちょっとしたスポーティカー並みの値です(加速がスポーツカー並みと言っている訳ではない)もし、予算に余裕があるなら2.5リッターガソリンターボを積む25Tも魅力的です。

ガソリンターボを選ぶ余裕があるなら最上級グレードの25T Exclusive Modeしかないでしょう。駆動方式は4WDで決まりです。トルクウエイトレシオだけで見るとSKYACTIV-D
2.2に劣りますが、振動や静粛性の高さは完全にこちらが上。ディーゼルはDPFが終わらないようなチョイ乗りを繰り返すと性能が低下する不安もありますので、そういう面もガソリンターボは安心。

登坂の右車線をノロノロ走るCX-5の後ろを走りながら、やっぱディーゼルだなーと考えてました。

以上。


いいね!してFacebookで
フォローする

最新情報をお届けします