CX-5からCX-8に乗り換えた場合の保険料を公開。CX-8の自動車保険は意外と高い?|イクメンライフハッカー

CX-5からCX-8に乗り換えた場合の保険料を公開。CX-8の自動車保険は意外と高い?

こんにちは、ハマジです。

車の維持費として割合の大きいものに自動車保険があります。KE CX-5からCX-8に乗り換えるにあたり、保険料がいくらになるか調べてみました。


まずは損害保険料率算出機構のサイトで型式別料率クラスを検索すると、、なんと車両保険項目が6!

1~9までの9段階評価で上から3番目に保険料が高い6です。

6と言えばちょっとしたスポーツカーや高級車のランクという感覚。

今乗ってるKE CX-5や、新型KF CX-5の車両保険クラスは4なのに、どうしてこんなに高いのか。

CX-8を契約する際、妻さまに「保険料?CX-5といっしょ、いっしょ!維持費はCX-5と変わらないから!乗り換えようぜ!」なんて大口叩いたのに、どうしましょう。。




CX-8(KG2P)型式別料率クラス


保険始期2018年1月1日~12月31日
対人賠償責任保険:4
対物賠償責任保険:4
搭乗者傷害保険:4
車両保険:6
ASV保険料割引:対象

保険料は車種毎に異なる


ここで補足しますと、自動車の保険料はノンフリート等級や補償内容が同じでも、契約車両(型式)によって保険料が異なります。分かりやすい例では大衆車と高級車では高級車の方が保険料が高くなります。また、スピードが出るスポーツカーなども高くなります。自動車保険の保険料の算出に「型式別料率クラス」が適用されており、車の型式ごとの事故実績によって保険料が変わるからです。

型式別料率クラス


型式別料率クラスとは損害保険料率算出機構が型式ごとの事故実績を踏まえて算出したものです。「対人賠償」「対物賠償」「傷害」「車両保険」の4つの項目があり、車の型式ごとにこの4つの項目を9段階の数字でクラス分けしています。

保険金支払の実績が少ない型式の車ほど数字は小さくなり、逆に事故が多いなどで保険金支払の実績が多い型式ほど数字は大きくなります。型式別料率クラスの数字が大きいほど保険料は高くなるのです。

型式別料率クラスは変動する


損害保険料率算出機構が定める型式別料率クラスは1年に1回見直しされており、事故が増えた型式は料率クラスが上がることがあります。そのため、保険を使わず保険等級が下がったとしても、型式別料率クラスの変動によって保険料が上がることがあります。

CX-5の型式別料率クラス


参考までにCX-5の型式別料率クラスは下記の通り。

私が今乗っている2015年式XD FFモデルのCX-5は対人賠償は低いですが、対人賠償はやや高めですね。なお保険会社が定める保険料は損害保険料率算出機構が定める型式別料率クラスの項目毎に算出されます。平均値と実際の保険料は完全に一致しないので注意してください。

CX-5 KE2FW(XD系)


保険始期2018年1月1日~12月31日
補償内容:料率クラス
対人賠償責任保険:3
対人賠償責任保険:5
搭乗者傷害保険:4
車両保険:4
ASV保険料割引:対象外

参考までに同じ2015年式XDのCX-5でも、AWD(四駆)モデルになると対物賠償ランクが下がるようです(保険料が安くなる)

統計的にAWDの方が事故率が低いためこのような結果になりますが、個人的には悪質な違反者や踏み間違え認知症ドライバーの保険料を高額にするなど、実態に沿った料金体系にして欲しいところ。

CX-5 KE2AW(XD系)


保険始期2018年1月1日~12月31日
対人賠償責任保険:3
対物賠償責任保険:4
搭乗者傷害保険:4
車両保険:4
ASV保険料割引:対象外

ついでに調べると、2017年2月発売の新型CX-5の型式別料率クラスは下記の通り。安全装備は充実していますが、事故件数が多かったのか対人賠償ランクは1つ上がっています。では、保険料も上がるのかと言えば、実はそうではありません。後述するASV保険割引、所謂自動ブレーキ付きの車は保険料が約9%安くなるため、全体で見ると旧型より新型CX-5の方が保険料は安くなります。

CX-5 KF2P(XD系)


保険始期2018年1月1日~12月31日
対人賠償責任保険:4
対物賠償責任保険:4
搭乗者傷害保険:4
車両保険:4
ASV保険料割引:対象

出典 損害保険料率算出機構 型式別料率クラス検索
URL https://www.giroj.or.jp/ratemaking/automobile/vehicle_model/

ASV保険料割引


ASV保険料割引は2018年1月から導入された割引で、契約する自動車が先進安全自動車(ASV)の場合に適用される保険料の割引です。

割引額は保険料に対して約9%

自家用普通・小型乗用車で自動ブレーキを装着する場合は発売後3年以内の型式が対象。自家用軽乗用車で自動ブレーキを装着する場合は全型式が対象になります。なお、普通車は発売後(車が発売された年月。車を買った年月でないことに注意!)3年以内まで割引が適用されます。

型式別料率クラスは実績を元にしているため、発売直後の車はデータが無く保険料が高くなってしまいます。新しい車ほど安全装備が付いて事故率が低いはずですが、保険料が高くなってしまう矛盾を補正するためにASV保険料割引が適用されます。

その型式の発売後3年で割引が終了するのは、発売後3年以上経過した車は事故率を元に本来の型式別料率クラスが算出できるためです。

新車割引もあるぞ


自動車保険の割引について、割引率が大きいものに新車割引があります。

自動車保険の新車割引は保険開始日が車の初度登録年月から25ヶ月以内の契約の場合に受けることができます(保険会社によって異なります)

新車割引は自動車保険会社や経過年数によって割引率が変わりますが、概ね20%~30%。

割引が適用される期間があるとはいえ、今現在年間10万円の保険料を支払っている人は、7~8万円で済むのでうれしいですね。

CX-5からCX-8へ乗り換えた場合の保険料


さいごにKE CX-5からCX-8に乗り換えた場合の保険料を公開します。

こちらが現在契約しているのKE CX-5の補償内容と保険料。

保険会社は大手ネット自動車保険です。補償内容は過剰にならない程度で安心できるプランにしています。免責1回目0にしているので少し高めかも。

2015年に購入したときは新車割引が大きかったので6万円を切るくらいでしたが、現在若干高くなりは67,160円となっています。

現在のCX-5の保険料


ノンフリート等級:17等級
走行距離:10,000km超15,000km以下
運転免許証の色:ゴールド
運転者限定特約:運転者夫婦限定特約、30歳以上補償
対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限
車両保険:280万円(免責1回目0、2回目10)
年間保険料:67,160円

次にCX-8に乗換えた場合の保険料です。現在のプランからほぼ同条件の補償内容でCX-8(KG2P)に乗り換えた場合、年間保険料は71,000円と約4,000円アップとなりました。CX-5に比べ同等の安全装備でも、車両保険ランクが高いため保険料は高くなってしまうのです。

なお、車両保険は370万から520万円まで設定できますが、400万円で試算。新車割引やASV割引なども全て適用後の金額です。総額460万円の車に対して400万円の車両保険は心許ないためもう少し高くする予定ですが、保険料も少し高くなると思います。

CX-8に乗り換えた場合の保険料


ノンフリート等級:17等級
走行距離:10,000km超15,000km以下
運転免許証の色:ゴールド
運転者限定特約:運転者夫婦限定特約、30歳以上補償
対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限
車両保険:400万円(免責1回目0、2回目10)
年間保険料:71,000円

さいごに新型CX-5(型式KF2P)に乗り換えた場合の保険料の試算をします。

CX-8との違いを分かり易くするため、車両保険は400万円で試算。

新型CX-5に乗り換えた場合の保険料


ノンフリート等級:17等級
走行距離:10,000km超15,000km以下
運転免許証の色:ゴールド
運転者限定特約:運転者夫婦限定特約、30歳以上補償
対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限
車両保険:400万円(免責1回目0、2回目10)
年間保険料:57,000円

新型CX-5の新車割引、ASV割引諸々含めた年間保険料は57,000円。

新型CX-5とCX-8の型式別料率クラスの違いは車両保険の項目のみ。新型CX-5の車両保険4に対し、CX-8の車両保険6の違いによる保険料金の差は、14,000円という結果でした。保険料は安いに越したことはありませんが、これくらいの差なら目くじら立てるほどでもありませんね。

以上。

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