中古と新型のCX-5で迷っている方へ。CX-5購入後10,000キロ経過して分かったこと|蕎麦が好き

中古と新型のCX-5で迷っている方へ。CX-5購入後10,000キロ経過して分かったこと

CX-5日記です。

2015年9月に購入したマツダCX-5。

先日走行距離が10,000キロを超えましたので、10,000キロ走って分かった乗り味の変化や、騒音、燃費の変化などをまとめたいと思います。


CX-5を新車で買うか中古で買うか悩んでいる方、「マツダってどうよ?」と心配されている方の参考になれば幸いです。


私はマツダ信者ではありません


最初にお断りしておきますが、私はマツダ車を代々乗り継ぎマツダ車なら何でも褒めまくるマツダ信者ではありません。

振り返ると親の車はマツダ車が多かったように感じますが、私が初めて買った車は「FRの車」という条件で中古のトヨタマークⅡでしたし、CX-5の前に乗っていたのは経済的で荷物がたくさん積めることを条件に選んだホンダのステーションワゴン。

フィットがベースとなったエアウェイブという車で1.5Lのガソリン車でした。

マツダCX-5購入時にあげた条件は下記の通りで、エクストレイル他を試乗の結果、マツダCX-5購入に至りました。

・運転して楽しい

前回の車が実用的(それから超フロントヘビーで運転して全く楽しくなかった)ので「運転して楽しい」ことを重視しました。実用性だけならシエンタで十分。それ以上にお金を出すなら面白いことが絶対条件です。

・ある程度の大きさ

家族4人でゆったり乗れること。ただし、ミニバンである必要は無い。

幸いにも我が家では7人乗車の機会はほとんどないので、子育て世代が抗えないミニバンの呪縛から逃れることが出来ました。

・経済的
 
街乗りでリッター12くらい走ること。初期費用よりもランニングコストを重視しました。

車以外の趣味もあるので、予算は300万円をあまり超えないこと。「あまり」というのは超えたときに嫁さんに突っ込まれないようにするための緩衝材です。

・デザインがシンプル

ゴチャゴチャしたのやギラギラした車、派手な車は苦手です。

10,000キロの走行内訳


街乗り 6.5割
郊外   3割
高速   0.5割

燃費はトータルでリッター13くらいでしょうか。

街乗りのみだと12くらいにまで落ちることもありますが、郊外を流すと燃費計で20キロを超えることもあるので平均が伸びています。

エコ走は一切しません。バカみたいな急発進・急加速、高速走行はしませんが、踏めるだけ踏んでいきます。

その方が楽しい。


10,000キロを走行したマツダCX-5の感想


最初に悪いことから。


・ディーゼル音が若干大きくなった?

新車の時に比べ、ディーゼル特有の振動と音が大きくなったような気がします。よく自動車ジャーナリストが「ガソリン車と間違うかも知れない」「ディーゼルとは思えない」と書いている記事を見かけますが、まぎれもないディーゼルエンジンのそれです。

ただし、大きくなったといっても、ほんのわずかとか、気がする、というレベルで、運転していて気になるようなものではありません。

ボートのエンジン音になれている私などは、かえって心地よいくらいのノイズ。問題ありません。

・たまにビビり音がする

先日、高速道路を走った後にビビり音がするようになったが気のせいだったという記事を書きましたが、気のせいではありませんでした。

40キロ前後で路面の状態が悪い道路を走っているときに「カタカタカタ」とメーター回りからビビり音がすることがあります。

現状はビビり音がするときと、しないときがあり、音量もオーディオをOFFにしないと気が付かないレベルなので実用上は大した問題ではありませんが、ポンコツのマークⅡも、リコールだらけのホンダ車でもこれは無かったので、非常に心象が悪い。

アンチマツダの方からすると「だからマツダ車は・・・」と非難轟轟でしょう。

・剛性

高速道路を余裕で駆け抜けるマツダCX-5ですが、高速道路を”高速”で走るともう少し直進安定性が欲しくなります。私の車が17インチモデルであることも原因かも知れないですが、もう少し全体的に剛性感が欲しいと感じます。

これは10,000キロ経過し各部がなじんで柔らかくなったからではなく、私が車に慣れ車の限界が分かってきたこともそう感じる理由と思います。

・雨の高速はAWDが欲しい

「雪道を走るのは年間10回程度。FFで問題ない」そう思い選んだFFモデルですが、10,000キロ経過するまで雨の高速道路を走っているときに「やっぱり30万払ってでもAWDにすれば良かった」と感じることがありました。

タイムマシンがあればAWDを買い直します。


ここから可もなく、不可もなく。


・燃費は変わらない

燃費は良くも悪くもなりませんでした。

実燃費は先に申し上げた通りです。

・DPFの発生頻度は変わらない

DPFの発生頻度も購入時から変わりません。

300キロ前後でDPFが入り15分程度で終わります。

一般道では全く問題ありませんが、高速道路を走行中にDPFが入ると加速が悪くなることを実感できます。

・サイズ感(1840mmの横幅)は気にならない

10,000キロ走って横幅が気になるようなことは、ほぼありませんでした。見切りも良く、車両感覚をつかみ易い。ハンドルもよく切れます。

・タイヤは7部山

タイヤは7部山といったところ。やはりフロントの摩耗が激しくローテーションは必須です。

マツダCX-5、17インチモデルの純正タイヤである横浜・ジオランダーG98について、若干ロードノイズが気になりますが、剛性感、グリップ感は気に入ってます。ただし、パンクすると1本約30,000円もするのはいただけない。


最後に良かったこと。


・マツダボディーコーティングMG5は優秀

ディーラーで進められるがままに施工したマツダボディーコーティングMG5ですが、これは正解でした。

洗車は水洗いのみで新車時のような光沢がよみがえります。撥水性も全く落ちていません。

洗車が楽なこと、雨の後も汚れが残らないことからマツダボディーコーティングMG5を施工して良かったと感じています。

なお、カーショップ系のコーティングと比較したことが無いので分かりませんが、マツダ純正コーティングということで、何かあったときディーラーに相談しやすいというメリットは享受出来ています。

・乗り心地が良くなった

ある程度走ったことで足回りのブッシュが馴染んだのでしょう。段差を乗り越えたときの突き上げ感など、乗り心地は明確にマイルドになりました。コツ!からコン!くらいの違いがあります。分かり難くて申し訳ありません。

・ステアリングが気持ちいい

マツダCX-5の後期型と言われる2015年モデルは、ステアリングの本革がより手触りのよいものに改良されていますが、本当に気持ちがいい。マツダのサイトに記載されている通り、いつまでも握っていたくなりますし、時間を経てもその気持ちは変わりません。

・運転が疲れない

乗用車やステーションワゴンから乗り換えられた方は目線が高いSUVに乗り換えられることで運転が楽になったと感じられると思いますが、それに加え、ディーゼルのトルクで疲労の軽減効果は2倍、いや3倍?

とにかく疲れません。

先日も広島から大分県別府まで高速を走りましたが、これまで乗っていた車で感じた疲労感とは比べ物にならないものがありました。

疲れている方におすすめです。

・運転が楽しい

踏んだだけ加速し、ステアリングを切っただけ曲がる。意のまま操れる感覚。まさに人馬一体。

ロールやピッチングが少ないことも気に入っている理由の一つです。

10,000キロ走った感想で一番印象に残っているのは「運転がとにかく楽しい」でした。

フルモデルチェンジが気になる


ちまたではフルモデルチェンジの噂がささやかれています。

現行型のオーナーとして、私も気になっている一人。

2016年か、2017年か。新型が発売されたら速攻で試乗し、今乗っているCX-5の下取り査定をお願いする予定です。

買い替えるかどうかは新型の変更内容と下取り価格次第ですが、それなりの追い金が必要でしょう。


良好な夫婦関係は維持できるのか。

面白い結果になると思いますので、ご期待ください!

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