やっぱ車は乗らんと分からねぇ!MAZDA3 スカイアクティブXに試乗した感想|蕎麦が好き

やっぱ車は乗らんと分からねぇ!MAZDA3 スカイアクティブXに試乗した感想

こんにちは、ハマジです。

先日、CX-8の点検時にMAZDA3のスカイアクティブX仕様に試乗させていただきました。

ネットのレビューではジャーナリストから高く評価される一方で、「価格が高すぎる」「優等生過ぎて面白みがない」「売れないのでは?」等々のネガティブな反応もチラホラ。

個人的にはマツダが作るエンジン・車ですから”良いこと”は間違いないと思いますが、2リッターガソリンより70万円も多く支払う価値は果たしてあるのか。

結論から書くと、個人的にはメチャ良かったです。

やっぱ車は乗らないと分からないですね。マツダのMAZDA3(ややこしい)スカイアクティブX、忘れないうちに感想を残しておきます。

※忘れないうちに書く予定でしたが、松葉カニを買いに行ったりギックリ腰になったりで延び延びになり、半分くらい忘れてしまいました…


はじめに


はじめにお詫びというか反省です。

スカイアクティブXのMAZDA3に試乗するまで、どちらかと言えばスカイアクティブXには良い印象を持っていませんでした。

理由はまず価格。

2リッターガソリンに対し約70万円、1.8ディーゼルに対して約40万円のエクストラは流石に高すぎるのでは?

次にスペック。

メルセデスの2リッターターボが300PS以上、トヨタGRヤリスの1.6リッターターボ(しかも直3!)が272PSという中で、180PS/トルク224Nmというのはチョット寂しいのでは?

発売が遅れたのも疑問に拍車を掛けました。

スペック的に乗らんと分からないようなエンジンを後出しにして、しかもレギュラー仕様から”ハイオク推奨”というこれまたマニア以外にはよく分からない変更もありました。

※スカイアクティブXはレギュラー、ハイオクどちらでも使えるがハイオクを推奨

期待が高い分、疑問も多く、グダグダ感もあって正直どうなのよ??と感じていたスカイアクティブX

ネットではスカイアクティブXやマツダの戦略をブラックサ〇ン!と豪快にDisるジャーナリストもいらっしゃる。全く売れなかったらマツダはまたあの暗黒時代(販売多チャンネルの黒歴史)に戻ってしまうのでは。

そのような疑問すら感じ始めていたタイミングでの試乗となりましたが、、なんじゃこりゃ、メチャ良いじゃないですか。

個人的には1.8ディーゼルに対し40万アップの価値は十分あると感じました。もし、私が主に2人乗りで問題無い使用環境でしたらMAZDA3は乗り換えリストの筆頭に上がるはず。そして、2リッターガソリンや1.8ディーゼルとXなら、頑張ってXを買うハズ。

ただ、MAZDA3は1.5ガソリンもエンジンやハンドリグンが軽快で音も良く、個人的にはこちらも大変魅力。

惜しまれるのは1.5にプロアクティブの設定がないことです。夜の運転にもはやアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)は必須と考えるのは私だけでしょうか。快適性だけでなく安全性の観点からも、ALH無しの車なんて考えられません。マツダは車種やグレードで安全性には差を付けないと言っていたと思いますが、なぜ1.5ガソリンモデルにはオプションでもALHが付けられないのか、ここだけは(買わないけど)不満です。

という訳で私がMAZDA3やCX-30を買うならスカイアクティブXで決まりです。



SKYACTIV-Xのスペック


エンジン形式:2.0ℓ直列4気筒DOHCスーパーチャージャー+Mild Hybrid
エンジン型式:HF-VPH型
排気量:1997cc
ボア×ストローク:83.5mm×91.2mm
圧縮比:15.0
最高出力:180PS(132kW)/6000rpm
最大トルク:224Nm/3000rpm
燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI)
使用燃料:プレミアム

<モーター>
MK型交流同期モーター
最高出力:4.8PS/1000rpm
最大トルク:61Nm/100rpm

スカイアクティブXとは


スカイアクティブXに試乗した感想の前に、軽くスカイアクティブXというエンジンについて触れたいと思います。

スカイアクティブXは簡単に言うと、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良いとこ取りをしたエンジン。

ガソリンエンジンの出力の伸び、暖房性、排気浄化性との良さと、ディーゼルの燃費、トルク、レスポンスの良さを兼ね備えた新しいエンジンです。

マツダ曰く、燃費は現行ガソリンエンジンに比べて最大20〜30%程度向上。トルクは全域で10%以上、最大30%向上したとされています。

その特徴はマツダ独自の燃焼方式で、スパークプラグによる点火でディーゼルエンジンのような圧縮着火を制御することから、SPCCI(火花点火制御圧縮着火)と言われています。

その他、スカイアクティブXの特徴を上げるとマイルドハイブリッドやスーパーチャージャー等々がありますが思いっきり割愛します。技術的な内容はネットに詳しい解説記事が溢れてますのでそちらを参照ください。

スカイアクティブXの価格


MAZDA3 ファストバックのスカイアクティブXの価格は最廉価モデルでX PROACTIVE 2WD 319万円、トップグレードはX Burgundy Selection 4WD 361万円となっています。

MAZDA3 ファストバックの1.5ガソリン15S Touringが231万円であることを考えると、価格差は大きいと言えます。

X仕様車の乗り出し価格はプロアクティブでも300万円後半から、Burgundy Selectionにシグネチャースタイル等のオプションを全部乗せにすると、500万円前後にもなります。

マツダ曰く、海外では半分近くのユーザーがスカイアクティブXを選ぶとしていますが、ヨーロッパの2リッターガソリンはマイルドハイブリッド付きでXとの価格差が30万円程度しかありません。
国内の売れ行きについては価格差を考えるとそれほど数は出ないと予想されます。

スカイアクティブXのここがイイ!


先に申し上げた通り試乗から時間が経ってしまい、細かい部分を覚えていません。

よって、これはいい!と思った3つに絞って感想を書きます。

〇スカイアクティブXのここが良い、1つ目。

スカイアクティブXのここが良い、1つ目。マイルドハイブリッドによるウルトラスムースな立ち上がりが良いです。1.8Dの誤解を恐れずに言うとややモッサリする立ち上がりに対して、ガソリンエンジン以上のリニアな加速フィールがあります。それでいて、ガソリン20Sにはない定速からのトルクの厚みが魅力。

当然、ディーゼルのような振動もなく、走り出して3秒でディーゼルやガソリンとも違う上質感があります。思わず笑っちゃうレベルで。

〇スカイアクティブXのここが良い、2つ目。

スカイアクティブXのここが良い、2つ目。アクセルを踏んでからの伸びが気持ち良い(音も良い)スカイアクティブXのMAZDA3に試乗して3秒。出だしが気持ち良いと思ったのも束の間。そこから加速していくとそれ以上に気持ちが良いではありませんか。なんじゃこりゃ、ディーゼルともガソリンとも違う新しい(かどうかは分かりませんが)感覚で自称車好きのおっさんにザクザクと刺さります。1.5ガソリンの軽快なハンドリングも魅力ですが、1台にアレコレ求める我儘なオッサン世代にはこの余裕の加速も捨て難いと感じます。

パワー感も(一般道を気持ちよく走る程度なら)丁度良いですね。これ以上パワーがあると踏めなくなりますし、それが必要な場面は高速道路の登坂くらいなので、利用頻度的にこれくらいがベターと感じました。もっとも、長く乗っていると物足りなさも出てくるのかも知れませんが。

〇スカイアクティブXのここが良い、3つ目。

3つ目は忘れました。。


スカイアクティブXのここがチョット…


べた褒めは胡散臭いのでネガティブな感想も少し書きます。

まずはやっぱり価格です。個人的にはその価値はあると思いますが、一般的には高すぎる。一般向けでないと言われたらそれまでですが、マイルドハイブリッドにスーパーチャージャー、大量のセンサーに全数検査など産みの苦しみが十分に詰まったエンジンだけに、高コストとなっています。

二つ目に垂直方向の乗り心地が若干キツイと感じる場面があったこと。おろしたての車のため、足回りが馴染んでないことは考慮する必要がありますが、15Sでは気にならなかった突き上げも、400万円を超える車になると、言いたいことも増えてきます。

MAZDA3やCX-30についてはサスペンションが先代のアクセラのマルチリンクからトーションビームに変わったことでコストダウンどうのこうのと言われてますが、個人的にはマルチリンクのMAZDA3やCX-30も見たかったと思います。

さいごに


最後になりますが、MAZDA3のスカイアクティブX仕様、総じて良かったです。

申し訳ありませんが私のレベルでは何が良かった文章でお伝えするのが難しく、これに関しては乗って感じるのが一番分かり良いかと思います。

スカイアクティブXの試乗がまだの方は是非乗ってみてください。

車好きの方に大変おすすめです。

以上。

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