理科工作好きの小学生におすすめ!青少年のための科学の祭典 第24回広島大会へ行ってきた|イクメンライフハッカー

理科工作好きの小学生におすすめ!青少年のための科学の祭典 第24回広島大会へ行ってきた

こんにちは、ハマジです。

10月27日は「青少年のための科学の祭典 第24回広島大会」へ行ってきました。科学の祭典は広島大学、広島工業大学など広島の大学・高校を中心に中国電力などの企業も協賛するイベント。各ブースでは科学の実験をしたりスーパボールやロケットを作って飛ばしたりと、理科工作好きな子どもにはたまらない内容となっています。


広島フードフェスティバル2018も同時開催


青少年のための科学の祭典 第24回広島大会は例年グリーンアリーナ横の広島子ども文化科学館で開催されます。開催期間は10月27日、28日の2日間。

同期間に広島フードフェスティバル2018も開催されており、会場が徒歩圏内のため、科学の祭典を楽しんだ後に広島フードフェスティバル2018で美味しいものを食べて帰るコースもおすすめです。


会場へは9時20分に到着しました。青少年のための科学の祭典 第24回広島大会の開催時間は9時30分からなので、準備中のブースを見学しながら時間をつぶします。科学の祭典に参加するのは3回目3年連続となる子どもたち。勝手知ったる様子で事前にトイレなどを済ませておきました。


青少年のための科学の祭典 第24回広島大会


以下、青少年のための科学の祭典 第24回広島大会で体験したブースを順不同でご紹介します。実際にはこれ以外も体験してますが、昨年までのブログで紹介したブースもあり、今回は割愛。

こちらは化学反応で銅が金?に変わるという実験が出来るブースです。自分で作った金は持ち帰りできるということもあり、人気のブースでした。


ゴーグルを装着し銅をカットしているところ。


右側で白衣を着ているのは広島学院中学・高校の学生さんたちです。青少年のための科学の祭典 第24回広島大会では学生さんが主体となって運営されるブースもあり(当然先生もいる)賢そうな学生さんが幼い子どもたちのために親切・丁寧に説明される姿は親の端くれとしてちょっとした感動ものです。


子どもたちは実験に夢中ですが、私はどうやったらこういう子(ブースの学生さんのこと)に育つのだろうと考えてました。せっかくの休日に他所の子どもに科学の説明をするのですよ?失礼ながら年齢によってはチンプンカンプンだったり、時にはメンドクサイ客もいるでしょう。

私も接客業経験者ですから分かります。次から次へと訪れるお客さんの安全管理をしながら説明を続けるのは相当大変。優秀な学生さんを見て、うちの子にも爪の垢を煎じて飲ませたいと思いました。

あっ、そうか、親の出来が違うのですね。彼らが高校1年生だとして、私が16歳の頃は…自粛


薬品や火を使ったりと本格的な内容です。

学生さんがしっかり対応してくれるので危なっかしいことはありませんが、基本的には年齢に合ったブースを体験するのが良いと思います。


こちらは石岩なんでも鑑定相談コーナー。石を持ってくると鑑定士さんが何の石か鑑定してくれます。自宅に得体の知れない石が眠っている人はぜひ鑑定してもらってください。もしかしたら高価な代物かも!?


青少年のための科学の祭典 第18回広島大会の人気ブース、人口イクラを作ろうのコーナー。

このコーナーでは海藻の仲間からとれる高分子物質のアルギン酸で人工イクラを作ることが出来ます。子どもたちはカラフルな人口イクラ作りが余程楽しかったのか、午前中、午後の2回も参加させていただきました。


ちなみに子どもたちが楽しんでいる間、私はイクラブースの先生とカメラ談議で盛り上がっていました。

先生「良いレンズですね~。私も同じカメラ使ってますがそのレンズは持ってなくて」
わし「ありがとうございます。ニッパチではありませんが、その分軽いのが良いです」
先生「ミラーレスはどうですか?先日出たRとか」
わし「ん~~、今買うならミラーレスかも知れませんが、レンズ資産もありますし。まだ様子見ですね」
先生「ですよね~。全部買い替えるとイクラかかるの?という話ですし」

こ、この先生、出来る、、、


2色合わせてカラフルな人口イクラを作っているところ。イベント参加者の先着XX名(忘れました)は自宅で人工イクラが作れるアルギン酸やスポイトがセットになった人口イクラ作成キットがもらえます。全員が作るかは別としてそういう心配りがスバラシイと思います。


人口イクラの中にはブラックライトで光るものもあり。子どもウケ抜群です。


もちろん、女の子ウケも抜群。


お次は「羽ばたく折り鶴を作ろう!」のコーナー。クランクの回転に合わせて羽ばたく折り鶴を作る工作です。対象年齢は小学生以上かな。1年生だとちょっと難しいかも知れません。係のオジサンが丁寧に教えてくれますが、人数が多い時は親がフォローするのが良いと思います。


出来上がった折り鶴。紙コップに付けたクランクを回すことで折り鶴が上下に動き羽ばたきます。この手の工作は学校でやるには時間や材料の問題で大変、自宅では面倒だったりするのでこのようなイベントで体験させていただくのは大変ありがたい。


子ども文化科学館で遊んでいるところ。子どもたちは2階から1階への移動は屋内のアスレチックのような迷路で降りたりと、子ども文化科学館は科学の祭典が無くてもそれなりに楽しめます。


こちらはビニール袋ロケット作りのコーナー。写真は昼休憩の時間に撮りました。


ビニール袋ロケットのコーナーは自分が作ったロケットをすぐ隣の広場で飛ばして遊べるということもあり大人気でした。と言っても我々が参加した時間は待ち時間も無く快適でしたが。


長男がロケットを作っている間、長女は隣でエビをすくっていました。釣り好きの方はご存知の通り、メバル釣りの餌に最適なモエビすくいであります。

こちらのモエビすくいは何匹すくってもその中から1匹貰えるシステム。縁日の金魚すくいのような形でビニール袋に入れて持ち帰れます。天ぷらにしちゃダメですよ。


楽しそうにモエビをすくう長女。「持って帰るの?」「ううん。すくうのが楽しいの。持って帰っても可哀想だから全部逃がしてあげる。」「それがいいよ。」

そうこうしている間に長男のロケットが完成。嬉しそうに何度も飛ばして遊びます。


それっ!


ビニール袋ロケットはこんな感じです。薄めのナイロンの先端を輪ゴムで縛り、ロケットの後ろには整流版が付けてあります。真ん中の白い輪っかはバラストのような役割で、これを先端にするか真ん中か後ろかでロケットの軌道が変わるのが面白い。

長女には刺さりませんでしたが、長男は「こーやったら遠くまで飛ぶのか。ん?これ反対向きに飛ばしたらどうなるんじゃろ?やってみよ」何て感じで飛ばしては取りに、飛ばしては取りに行くをひたすら繰り返し大汗かいていました。


しかし、こやつ。なぜこんな人が多いところへ行く日にこんなヨレヨレのシャツを着て来たのか。ブログのネタにするのが恥ずかしいのでございます(その父親は上下ユニクロである)


安定の人気、スーパー土だんご作りのコーナー。人が多いので昼休憩の時間に撮影。


昼ご飯はその辺の広場で買ってきたパンを食べました。科学の祭典の後に広島フードフェスティバルで買い食いする予定だったのでお昼は控えめ作戦です。


お次は、、何のコーナーだったかな。えーと、忘れました。すみません。


こちらは今回子どもたちが一番楽しみにしていた「木の葉の化石を掘り出そう」のコーナー。なんと、100万年前の石を実際にかち割り、化石発掘が体験できるのです。


今回の科学の祭典の中でも1、2を争う人気で、整理券は早々に無くなっておりました。


うちは何とか整理券をゲットできたので午後の一コマに参加。

最初に係のお兄さんから説明があります。化石が出てくるかは実際に石を割ってみないと分からないそうで、はずれの場合は何もないことも結構あるのだとか。そんなわけで、テーブルの上に並べられた石の中から自分の石を選ぶのは真剣です。覚悟を決めたらさっそく割っていきましょう。


目を保護するためゴーグルを装着し、ミノとトンカチで石を割っていきます。石は力を入れなくても簡単に割れるのでゆっくり慎重に割っていきます。


小さいお子さんもこのように係の方がフォローしてくれるので大丈夫。マンガのように手を叩いてグローブのようになることは無いと思います。トンカチで軽くたたくと、、


100万年前の石が割れました!


流石、くじ運の良い長女です。見事1発で綺麗に形が残っている葉っぱの化石を発掘出来ました。ちなみに、こちらの石は教育用に特別に提供されているもので一般には売られてないのだとか。100万年前と言っても化石の世界では赤ちゃんのようなものだそうですが、大変貴重な体験となりました。

ここで成果を発表すると、我々と同じ時間帯のコマで参加した4人は長女が当たり、もう1人は残念ながら何も出てこない。残り2人(このうちの1人は長男)は葉っぱの切れ端のような化石を発掘という結果でした。自然相手ですから最初の説明通り何も出てこないこともあります。


そんな形で科学の祭典を満喫し、15時前に会場を後にしました。ここからは私のお楽しみ、広島フードフェスティバルで買い食い三昧です。

背中にロケットを差し、広島フードフェスティバルの開場である広島市中央公園方面へGo~


長くなりましたので続きは別記事に書きます。

最後に科学の祭典 第24回広島大会のマルとバツ。

科学の祭典ここがマル

●大学の先生等が子どものレベルに合わせキッチリ説明し、質問にも答えて貰える。

●教育の行き届いた学生。子どもが子どもに教えてくれるのです。オジサンは涙がでますよ。なんでこんなに良い子に育つのでしょうね。特にスーパーボール作りのブースの学生は仕切りも上手で感服。思ったことをそのまましゃべる子どもの応対や「なぜ上手く出来なかったか。なぜ?と思うことが大事」と言う話しを自分の言葉でしゃべっているのが印象的でした。

●さまざまな年齢別に楽しめるコーナー。低学年向け、高学年向けと体験の仕方は自分次第です。

科学の祭典ここがチョット

●開催年によって混雑度が結構違う。今年は空いていたが去年は多かった。秋祭りの開催日なども関連するので混雑状況が読み難い。

●ブースによっては混雑しており、どこに並んで良いか分からないところも。運営側も学生や普通の企業に務める人のため、致し方ない部分あり。無料で体験させてもらってる精神が大事。

●ブースによって対象年齢が違うので年の離れた兄妹は夫婦そろってないと難しいかも。

●子ども文化科学館の館内はけっこう暑い。対して、外は季節的にかなり寒い。上着を一枚持参するのが吉です。

●ご飯を食べるところが無い。そごうまで移動するのも面倒。天気が良い日は何か持参すれば外で食べれるので良いが、雨の日などは困る。

●駐車場から結構歩く。なので、ウチは毎回嫁さんに送ってもらってます。車で来る場合は基町クレドなどの駐車場を利用する形になりますが、ここから歩くのはちょいと疲れる、、ほどもありませんね。子どもが幼稚園の頃の記憶とごっちゃになりました。小学生以上なら全く問題ないと思います。

以上!


青少年のための科学の祭典 第24回広島大会


開催日:平成30年10月27日、28日
時間:午前9時30分~午後4時
場所:こども文化科学館1~3F 展示ホール、会議室、創作室他
料金:無料
主催:「青少年のための科学の祭典」第24回広島大会実行委員会
 公益財団法人日本科学技術振興財団・科学技術館
(財)広島市未来都市創造財団・広島市こども文化科学館
協賛:中国電力株式会社

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