広島のバードウォッチングはここがおすすめ!真夏の広島県緑化センターで野鳥を撮影してきた|イクメンライフハッカー

広島のバードウォッチングはここがおすすめ!真夏の広島県緑化センターで野鳥を撮影してきた

こんにちは、ハマジです。

突然ですが皆さんは野鳥を撮影したいと考えたことはありませんでしょうか?

今回は広島市内からアクセスの便利な野鳥撮影スポット、広島県緑化センターで体を張って野鳥撮影を体験してきましたのでご紹介したいと思います。

果たして真夏の広島県緑化センターで野鳥は撮影できたのか、さっそくいってみましょう。

バードウォッチング


緑化センターは広島市の東北部・藤ヶ丸山(665m)の北側に位置し、麻下川の源流地域になります。都市に程近い立地ながら、自然があふれており、身近に自然を満喫することができます。都市生活の中では、なかなか実感できない鳥のさえずり・小川のせせらぎ・花の香りなど満喫していただくことが出来ると思います。

出典 広島県緑化センター
URL https://ryokka-c.jp/info/guide/guide-category/bird/



野鳥撮影に必要なカメラとレンズ


最初に野鳥撮影に必要なカメラを説明します。

野鳥を撮影する場合、最低でもフルサイズ換算で焦点距離400mm以上の望遠レンズが必要です。出来れば600mm以上欲しいところですが、非常に高額&レンズが重いのがネック。

予算を抑えるなら価格コム人気No1の一眼レフカメラ「キャノンEOS Kiss X7」とキットズームレンズ「EF-S55-250mm F4-5.6 IS II」がAPS-Cセンサーのため、フルサイズ換算で約400mmの焦点距離となり、何とかなるレベルになります。

山道を歩く形になるので、体力と相談しながらカメラを選びましょう。


真夏の広島県緑化センターで野鳥を撮影する


ここから実際に広島県緑化センターで野鳥を探して撮影した体験レポートになります。実際に行ってみて分かったこと、感想などを書いていきたいと思います。

●涼しい

広島県緑化センターの敷地に入って感じたのは、真夏でも過ごしやすいこと。

駐車場までの途中、車をとめて外に出てみると10時30分の時点で気温27度。

帰りは家族連れが川で遊んでいたので、水遊びをするのも良いかも知れません。

●とにかく広い

広島県緑化センターへ来たのは久しぶりでしたが、とにかく広いです。

面積は125haと東京ドーム約26個分の広さがあり、園内を車で移動しても迷うほどでした。

なお、野鳥撮影の移動に便利なのはレストハウスの駐車場になりますので、事前にマップで場所を確認するのがおすすめです。

●人が少ない

そして真夏ということもあり人も少ない。

当日も車はまばらで、ドックランのお客さんが一番多く、その次に野鳥マニア、カブトムシ&クワガタ採集の人という感じでした。


●どこで野鳥を撮るか

今回、初めての野鳥撮影ということでどの辺なら野鳥に会える確率が高いか管理事務所で聞いてみることにしました。が、、管理事務所で当日応対してくれた女性スタッフは野鳥のことは良く分からないので、レストハウスに行けば野鳥に詳しい人がいるかも知れないのでそちらで聞いて欲しいとのこと。

仕方ないのでレストハウスに向かうと、なんと誰もいない。たまたまトイレでも行かれてたのでしょうか、ハウスの中で5分くらい待ちましたが、人がいる気配がなかったのでレストハウスの裏側に向かうことにしました。

レストハウスの裏はテラスになっており、誰かいないかな・・・と歩いていると、、

「何か撮れましたか?」

(カメラをぶら下げているので私が野鳥狙いということは容易に分かる)

管理事務所で聞いた”野鳥に詳しい人”かと思い振り返ると、そこにいたのは人の良さそうなクワガタ採集中のおじいちゃんが(^^;

野鳥の情報は得られませんでしたが、オオクワガタやミヤマクワガタなど、クワガタの有り難い話をたっぷり聞かせていただくことができました。

というわけで、管理事務所からレストハウス周辺をうろついた結果、さしたる情報も得られず。仕方ないので広島県緑化センターのマップに書いてある「野鳥観察小屋」へ徒歩で向かうことにしました。


●野鳥観察小屋は結構遠い

野鳥観察小屋へのプチ登山道はレストハウスの裏の辺りから入ります。


野鳥観察小屋という名前から鳥の巣の横に設置された小屋で冷たいお茶でも飲みながら撮影できるのかと(勝手に)勘違いした私は10分も歩けば着くかな、と完全になめ切った態度で山道を進みましたが、、これが結構遠い!


途中「野鳥観察小屋はこっち!」という立札があるものの、あと何メートルで着くのか記載されておらず気分的にしんどいのと、それなりにアップダウンが激しく、ツルツルのスニーカーに落ち葉が大量で滑りやすいという悪条件が重なり諦めて帰ろうかなと思うほどでした。


また、最初の方で「涼しい」と書きましたが、プチ登山をした昼過ぎには気温も上がりとにかく暑い。


結局、野鳥観察小屋までは30分近く歩き、小屋に着くころには大汗をかく羽目になりました。


●野鳥観察小屋は何もない

こちらが苦労の末たどり着いた野鳥観察小屋。

小高い丘の上に殺風景な小屋があるのみで小屋以外は何もありません。


念のため小屋の裏に回ってみましたが、ありがたい記念植樹の立札とカナブンの死骸が転がっているのみ。


真夏のお昼時というコンディションのせいか、野鳥などいるはずもなく、木ばかりで絶景とは言い難い景色を堪能し、下山することにしまいた。

結論:(真夏の昼間の)野鳥観察小屋に野鳥はいない。

※その後、近道できそう!と思った狭い道を延々と進んだ結果、豪快に道を間違えていることに気が付き盛大にUターン。レストハウスの駐車場に着く頃には喉もカラカラ、息も絶え絶え、服は汗でベチョベチョと身も心もボロボロになりましたので引き上げました。


さいごに


いかがでしたか?

今回、真夏の広島県緑化センターで野鳥観察小屋までプチ登山して野鳥を探しましたが、暑い、野鳥には会えない、飲み物を車に忘れ倒れそうになる、おまけに下山中に便意を催しダッシュで駆け下りる羽目になると散々な結果となりました。

野鳥を撮影したいと思い立たれた読者諸兄においては、無理せず涼しい季節まで待つか、野鳥に詳しい人とご一緒する、あるいは島根県の松江フォーゲルパークなどの温室で飼いならされた鳥を撮影するのが撮れ高も高く、最もおすすめの鳥撮影となります。

以上。

ひろしま遊学の森


名称 ひろしま遊学の森 広島県緑化センター・広島県立広島緑化植物公園

所在地 広島県広島市東区福田町10166-2
電話 082-899-2811

開園時間 9時~16時
休園日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日、4・10月は休園日なし)
入園料 無料
駐車場 あり(無料)

面積 125ha
標高 118m~655m(管理事務所周辺 標高390m)
施設 学習展示館、緑の相談所、レストハウス、樹木見本園、見本庭園等、ドックラン

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