働くよりキツい!過酷な条件で働く専業主婦には休日が必要です|イクメンライフハッカー

働くよりキツい!過酷な条件で働く専業主婦には休日が必要です

「専業主婦は働かないでいいから楽だ」という考えを持ったトンチンカンは少なくなってきましたが、幼児がいる家庭の専業主婦は想像以上にハードな仕事です。労働条件、業務内容、メンタル面からも働いている一般的な男性より厳しい条件であることが分かります。




専業主婦の過酷な労働条件


・24時間、年中無休
・遊びに行く日も洗濯・掃除・片づけは休めない
・子どもたちのせいで頻繁に中断される作業
・基本的にタダ働き

専業主婦のうんざりする業務内容


・クリエイティブな要素が全くないルーチンワーク(洗濯・掃除・食器洗い)
・不味いだのおかずが少ないだの文句を言われるご飯作り
・シミが付いたパンツの洗濯
・何度も同じことを言わなければならない子どものしつけ

専業主婦が感じる高いストレス


・稼働しているのにお金を稼いでいないと言われる(自由になるお金が少ない)
・泣きわめく子どもの病院通い(予防注射)
・懇談会で先生からの厳しい指導
・神経をすり減らす幼稚園の役員会


働いている男性の場合、どんなに忙しくても休日は趣味や何もせずゆっくり過ごすなどでリフレッシュすることができますし、業務内容は自らの努力次第で改善可能。

パワハラや仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになったときは会社のメンタルヘルスに相談すれば問題なし。

仕事の場合、失敗しても上司のフォローや挽回のチャンスがありますが、家事や子育ては全ての責任を自分で負わなければなりません。


専業主婦の過酷さを少しだけ体験してみる


専業主婦が大変な仕事であることは理解していますが、だからと言って代わりが出来る訳ではありません。過酷な条件の中でいつも頑張って働くママへ感謝の気持ちとゆっくり休んでもらうため、1日何もしないママの休日を作ってみることにしました。

朝食を食べながら思いつきで決めたため、食器洗いから主婦体験スタート。食器を食器洗い乾燥機に洗わせ、子どもたちの歯磨き(仕上げ磨き)と洗濯の準備。性格がはっきり出るパジャマの脱ぎ方が気になりますが、気にせず洗濯機に放り込んでいきます。


洗濯機をセットしたら布団を上げて掃除機をかけていきます。

男性でも重たい敷布団の上げ下げは女性にとって立派な重労働のはず。


掃除機を掛け始めて3分。

すごいことに気が付きました。

最近の掃除機は色々な所が光るのです。

よく分かりませんが、掃除機をかける場所によって赤やら緑やら、まるでイルミネーションのようにキラキラと光る日立のサイクロン掃除機。吸い付きもよく、掃除機を掛けるのがこんなに楽しいとは思いませんでした。


またまたすごいことを発見しました。

グルグル回る洗濯機を見ると心が安らぐのです。

瞳の奥に宿る秘めれた決意のように静かに回り続ける洗濯機。

ずっと見続けていると、つまらない悩みはどうでもよくなりました。

※ついでに目が回りました


洗濯槽から洗濯ものを取り出す作業はちょっとした重労働。この辺の作業は実際にやってみないと大変さが分かりません。


「パパ~」

遠くから長男の呼ぶ声が聞こえます(窓際の席から呼びつける部長にそっくり)

お待たせしないようダッシュで駆けつけると、

「新商品の成長率と粗利額について地域別に相関が見れるようにレポート出してくれる?」

※幻聴です

「クレヨンしんちゃん見れなくなったからiPadじゅうでんしてくれる?」

自分の仕事を進めようとすると邪魔が入るのは仕事も専業主婦も同じ。

些細なことですが割り込みが入るとテンションが下がります。


食器洗いに掃除、洗濯。慣れない家事もだんだんコツをつかんできました。

子どもたちの割り込みを適当に流し、湯垢がなくなるように風呂を磨きます。

キュッキュッとなる感覚はとっても快感。


家事がひと段落したらお昼ご飯の準備。

休日を満喫しているママがリラックスできるよう、昼間からお酒を飲んでいただくことにしました。


白ワインに合わせるのはこの時期脂が乗って最も美味しい天然のタイ、赤貝、筋カツオの3点盛り。

子どもたちにはサーモンや卵焼きを中心にお子さま食材で海鮮丼を作りました。



いつもはサーモンに目がない子どもたちも、今日の天然タイの美味しさには敵わない様子。

鮮度がいいため、グミのようにコリコリする食感と天然タイ特有の上品な甘さと脂乗り。

50cm級のタイの刺し身が信じられないスピードで無くなっていきます。


満腹になったママは布団を引っ張り出し、床暖房の上でお昼寝モード。

昼から酒を飲んで、食べたら寝る。ママの休日の正しい過ごし方です。

専業主婦体験中の私は子どもたちに手伝って貰いながら食器を洗い、子どもたちを連れてお散歩に出かけることにしました。

見慣れた近所の風景も、幼児と一緒に歩くと新たな発見がありとても新鮮です。


家事に育児。

主婦体験も思ったより楽勝です。

昼寝から目を覚ましたママがお腹を空かせているかも知れないので、お散歩の帰り道にケーキを購入しておきました。


帰宅すると時計の針は16時。

急いで洗濯物を取り込み、夕飯の支度とお風呂の準備をしなければなりません。

料理をしながら子どもたちの相手をする余裕がなかったのでクレヨンしんちゃん(お散歩途中にレンタルしたTSUTAYAのDVD)の力を借りました。買物や子どもの運動などタスクをこなすたびにあっという間に時間が経過するためゆっくりする時間はありません。


お風呂と夕食の後は子どもたちが楽しみにしていたフルーチェ作り。粉と牛乳をいれて混ぜるだけですが、お菓子もまともに作れない私には重宝します。

夕飯の後片付けの後、布団を敷いて絵本の読み聞かせと寝かし付けで今日の専業主婦体験は終了。ママがゆっくりできたかどうかは分かりませんが、家事育児のキツさは十分に理解することができました。。

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