刺身を作ろう!小学4年生にマゴチの生ちり(薄造り)が意外と好評だった話|イクメンライフハッカー

刺身を作ろう!小学4年生にマゴチの生ちり(薄造り)が意外と好評だった話

こんにちは。

広島のブロガー、ハマジ(hamaji36)です。

週末男のお魚料理日記です。

先週の土曜日になりますが、近所のスーパーで鮮度のよいマゴチを見つけましたので、最近白身魚の刺身にハマっている長女に食べさせるべくマゴチの生ちりをメインに魚料理を作りました。

これが意外と好評で、マゴチの淡白な白身でありながら上品かつ確かな旨みと、薄造りでも分かる鮮度がよい白身魚ならでは歯ごたえが分かったどうかは知りませんが「おいしい!」と箸が進む子どもたち。

長女がマゴチの生ちりを食べるのはこれが2回目くらいだと思いますが、色々な魚を食べて味を覚え魚が好きになっていただきましょう。何事も知らないより知っている方が楽しいですから。

※生ちり(ナマチリ)とは白身の薄造りを紅葉おろしとポン酢で、ちり風に食べる刺身のこと。

※マゴチ カサゴ目コチ科に属する魚類。日本近海に分布するコチの中では大型の種類で、美味な食用魚でもある。全長は50cmほどだが、最大約80cmほどの大型個体もたまに漁獲される。


この日購入した食材は以下の通りです。

マゴチ:500円
ボラ貝:150円
ごまサバ:400円
耳イカ:350円

マゴチは死後硬直も始まっていない鮮度バツグンの魚がお値段たったの500円。酒の肴に買ったボラ貝は150円の激安価格とそれなりに節約しています。野菜などの食材は冷蔵庫のあり合わせで作りました。




ボラ貝の煮付け


ボラ貝は大阪湾から紀伊半島、瀬戸内海に多い巻き貝です。

お味の方は正直貝ならではの旨みは控えめで、味が薄いといっても言い過ぎではありません。ボラ貝をDisる気はありませんが、おいしい貝の煮付けを食べるならバイ貝やサザエなどがおすすめです。


ではなぜボラ貝を買ったのかといいますと、安いから。

それ以上の理由はありません。

ボラ貝は煮付けにしました。この貝は火を入れ過ぎても硬くならないので甘辛く調味料を合わせたら10分程度煮て完成です。ご覧の通り完全にオッサンのツマミですね。


※中身はこんな感じです。バイ貝感覚で食べるとびっくりするほど旨みが少ない(笑)


耳イカ


耳イカはボイルして食べるのが一般的ですが、この日は時間があったので酒で蒸していただきました。


調理法は口に残らないよう目を落とし、軽く水洗いしたら鍋で蒸すだけ。

やっぱり耳イカはワタがうまいですね。

お酒が進みます。


ごまサバの煮付け


煮付けが2つとなりましたが、ボラ貝の煮付けは子どもたちは食べないので良しとします。この日のごまサバは超特大で4人で食べても十分すぎる大きさ。


青魚ですので濃い目の煮汁でこってり煮魚に。


マゴチの生ちり


実は、マゴチは魚の中でもさばき方の難易度が高い魚です。

平らな頭に細長い体、鋭いヒレに加え、中骨が腹側の身に入り込んでいるのでタイやアジなどに比べると格段に捌くのが難しい。

骨に身が残らないよう慎重に、、


となるところですが、元魚屋の私にとってはタイもマゴチも大差なし。

その昔はとんでもない量の魚を、とんでもないスピードで捌いてましたので3秒でこの通りです。


完成した(若干雑な)マゴチの生ちり。

いいんですよ、家庭料理だから切り口そろってなくても。

薬味は青ネギがなかったので白ネギで代用しました。

茶色いのは胃袋をボイルしたものです。捨てたらモッタイナイ。


マゴチの吸い物


マゴチという魚は構造上、わりと盛大にアラが出る魚ですが、ハモと同じくこのアラを捨ててはいけません。

めちゃうまい出汁が出ますので吸い物や鍋などでご賞味ください(写真は撮り忘れました)


この日の夕飯


というわけで、この日の夕飯はこんな感じです。

あれ、トマトのサラダが映ってないぞ。

まぁいいや、ごちそうさまでした。

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