これであなたもお魚博士!?ハマチ(ブリ)とヒラマサはアソコの形で見分けるのが簡単です|イクメンライフハッカー

これであなたもお魚博士!?ハマチ(ブリ)とヒラマサはアソコの形で見分けるのが簡単です

こんにちは。

広島のブロガー、ハマジ(hamaji36)です。

雑記ブログ「イクメンライフハッカー」の人気コンテンツ、お魚料理ブログです。




ハマチをいただく


先日のことですがご近所さんにハマチをいただきました。

元魚屋とはありがたいもので普通の主婦では大きすぎて持て余す魚を「食べてください」といただいたり、シェアするケースが少なからずあります。

魚をさばくと心が安らぐ。

今後もどうぞお気軽にご用命ください。


ハマチ(ブリ)とヒラマサの見分け方


妻からLINEが入った時はヒラマサと聞いていましたが、実際はハマチでした(うまいからどっちでもいいのですが)

元魚屋の妻だけにそれなりに魚には詳しい妻ですが、実はハマチとヒラマサはプロでも見分けが難しいのです。

切り身にすれば身の色が全然違うので間違うことはありませんが、姿の状態だと「あれ?」となることがあります。

そんなときの簡単・確実な見分け方がこちら。

唇の端が角張っていたらがハマチ。

丸くなっていたらヒラマサ。

※赤丸のところ。口か唇かは意見が分かれるところですが、私は唇としています

ヒレや色など、ハマチとヒラマサには他の違いもありますが、唇の端が一番簡単に見分けが付くと思います。

ちなみにこの見分け方、私が小学校5年生の時に親に買ってもらった魚図鑑に書いてあったもの。魚屋で覚えたものではありません。おかげで魚屋の先輩から「おまえ、どっちがヒラマサか分かる?」の質問は食い気味に答えることができました。何が役に立つか分からないですね。


3秒でさばく


とりあえずまな板に乗らないので綺麗な体になっていただきましょう。

包丁でなでるようにウロコとヌメリを取り、

エラを外しやすいように切れ目を入れる。

お腹に包丁を入れたらエラを引っ張るようにして内臓を取り除く。

こうするとエラと内臓がすっぽり外れるので、そのままビニール袋に入れてしまえば台所が汚れません。

後は三枚におろして、刺身と切り身に。

妻に写真を撮ってもらおうと思っている間に調理が終わってました。

ああ残念。


(元)魚屋のホンネ


実際のところ、魚屋の頃(20年以上前ですけど)は年末となれば1日2トンくらい調理することもありましたので鯛やハマチなど、標準的な魚の調理はマジで楽勝です。

※ここで余談。2トンといえば鯛800匹、ヒラメ50枚、ブリ100本、アジをトロ箱3ケースにタコを・・・という感じです。魚を200キロもおろすと包丁が切れなくなります。研ぐ時間がもったいないので横着してそのまま続けると、切れないので力がいる。握力がなくなり包丁が持てなくなったら、手に包丁をガムテープで縛り付けます。手を切った時は仕事にならないので塩で揉んどけと言われることも(最初聞いたときは頭おかしいのかと思いました)3日も続けると手首が曲がらず病院送りになりますが、1週間もすれば慣れます。人間すごい。

変わったところではハモの骨切りやエビ・カニ、貝類も得意。

小魚をチマチマやるもの嫌いじゃない。

実は、魚屋界隈で三枚におろすのが難しいといわれる魚に、サーモンがあります。

意外かも知れませんが、骨が薄く身が柔らかいため、3枚に下ろすのが難しいのです。

センスが無いと骨の下に包丁が入ったり、ギコギコ包丁で身がボロ雑巾になることがありますが、、

「私、失敗しないので。」

エイでもクエでも何でもござれ、捌けない魚はありませんぜ。


ハマチの感想


はい、完全にうまいです。

当日島根で釣ってきたとのことで、鮮度バツグン。身はコリコリ。

あっさり系でも旨みがある。

白身魚派の子どもたちがバクバク食べていたので間違いありません。

ワシ「青魚もうまいだろ?」

ワシ「白いやつは砂ズリっていう脂が乗って一番うまいところなんだ。色々食べて味を覚えなさい」

息子「うん、おいしい!」

ワシ「お、おい、パパの分が・・」

以上、ごちそうさまでした。

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