モデルチェンジで査定額ダウン!?CX-5、2回目の12ヵ月点検結果(パックDeメンテ)と下取り査定額|イクメンライフハッカー

モデルチェンジで査定額ダウン!?CX-5、2回目の12ヵ月点検結果(パックDeメンテ)と下取り査定額

こんにちは。

広島のブロガー、ハマジ(hamaji36)です。

ひさーしぶりのCX-5ブログです。

旅行やレビュー記事が多くしばらく書いてませんでしたが、生活感あふれる雑記ブログのコンテンツとして欠かせない車ネタ。

今回はマツダCX-5の2回目の12ヵ月点検の結果について書いておきます。



2回目の12ヵ月点検の結果


1ヶ月近く前のことですが、2015年9月に購入したCX-5の2回目の12ヵ月点検を受けてきました。

12ヵ月点検は契約時にパックDeメンテ36ヵ月プラン車検付(88,000円)に加入しているため無料。

結果は問題なしでした。

走行距離は28,000kmと、子どもが出来てからは年1万キロペースだったのに比べCX-5に乗換えてから良く走っていると思います。最近でも名古屋(レゴランド)や長崎(ハウステンボス)まで車で行きましたし、片道500kmくらいなら全然疲れないので今後も走行距離が伸びそうな予感です。

※前回の法定12ヵ月点検の記事

2015年式マツダCX-5の法定12ヵ月点検。ビビリ音とATのギクシャクを確認してきました





点検時の作業


法定12ヵ月点検の点検項目の他、パックDeメンテに含まれるオイル交換&エレメント交換、リアゲートダンパーステーの交換(リコール対応、やっと部品が準備できたとのこと。実害がないので気にしてなかったが)MGボディーコーティングのメンテナンス、それからヘッドライトが暗く感じたので光軸を少し上げてもらいました。

●オイル交換後の体感的な違い

前に乗っていたガソリン車に比べ、マツダのスカイアクティブディーゼル2.2Dはオイル交換をしても目に見えてエンジンが良く回る、静かになるとかはありません。交換をサボっていた場合は違う印象になるのかも知れませんがディーゼルは仕組み上、オイルが希釈されるのでメーカー推奨(5,000km毎)内で交換するのが無難です。

当然2年で28,000kmも走ってるとパックDeメンテに含まれるオイル交換サービスでは賄えなくなります。足りない分は広島マツダのオイルカード会員になることで1回あたり5,000円チョイで交換していますが、燃費や性能から割安と感じてます。

※パックDeメンテに含まれるオイル交換サービスは必ずしも点検時に交換する必要はなく、走行距離に任意のタイミングでお願いすることができます

●MGボディーコーティングのメンテナンス効果

MGボディーコーティングを施行した場合、年次点検時に専用シャンプーなどでのメンテナンスを受ける形になります。メンテナンスといっても再コーティングやシミ取りなどは別途有償対応となりますので気休め程度かも知れませんが、これが意外と綺麗になってくるのが不思議。

ツヤッツヤになるだけでなく、撥水性も完ぺきに復元というか新車時以上の水切れで、MGボディーコーティングのメンテナンス効果は完全に満足できるものであります。

●ヘッドライトの光軸調整

ヘッドライトの光軸を上げてもらうのは実は2回目です。光軸を上げたことで多少改善しましたが、2015年式CX-5のLEDヘッドライトは前車のHIDに比べどうも暗いように感じます。もちろん車検適合内での調整ですが、夜間の運転が少ないとはいえ、ヘッドライトが暗いのは数少ない不満の一つです。

下取り査定額が一気に下がった!


そうそう、点検は妻にお願いしたので営業から後日電話で教えてもらったんですけど、2015年式CX-5の下取り査定額が一機に40万も下落してました。

半年前、2017年発売の新型CX-5が出たころに下取り査定した金額は200万チョイでしたが、私が新型CX-5やCX-8への乗り換えに興味があることに対し気をきかせて見積もっていただいた今回の下取り査定額は165万。

営業さんが意気揚々と「通常は160万の下取りですが、状態が良いのでプラス5万となりました!」と話すのに対し「40万も下がってんのにプラス5万で喜ぶわけないじゃん」と非常に冷めた記憶があります。

もちろん、実際に契約となればさらに上乗せ可能という話も聞きましたが、最近は車熱がすっかり冷めており乗換えのお誘いは丁重にお断りしておきました。

下取り査定額が急に下がった原因としてはやはり2017年発売の新型CX-5が出たことで、旧型CX-5からの乗り換えが多く玉数があふれてしまったことが考えられるとのこと。

というわけで中古の旧型CX-5を探している方は今がチャンス。安く買いたたかれた程度の良いCX-5がグリルをへの字に曲げて待っています。

今後フルモデルチェンジが控えるアクセラ、アテンザにお乗りの方で新型が出たら乗換えるぜ!という方はサッサと乗換えるのが吉。私は下取り査定額のことは忘れ気持ちよく乗り続けます。

気になる車


欲しい物リストからの優先順位は下がりましたが、興味はあります。

30代、小学生2人の4人家族のマイカーとして、乗換えるならコレという車をピックアップしました。

●2017年2月発売、新型CX-5

もし今の車が壊れたとか事故で急遽買換えの必要が生じた場合は新型CX-5を買う。

乗換えによる劇的な性能アップは期待できないが不満もない。

色はもちろんソウルレッドでエンジンはディーゼル一択。皮シートはアレなのでプロアクティブのAWDかな。

●2017年12月発売、CX-8

CX-5が候補ならCX-8も気になるのが当然のこと。

年に1、2回は6人もしくは7人乗りたい場面があり、実際に7人乗りの車があればもっと機会が増えるかも。

ただ、年に数回のために7人乗りを買うかというとウチの場合は妻が乗る機会も多いのでCX-5よりさらに大きくなるのは気が引けるし絶対に嫌がるハズ。

4人ゆったり乗るとか、プレミアムを期待する向きではデザインがCX-5に似すぎていることが残念なところ。フロントはCX-5の方が好みで、CX-8は現行のアテンザを縦に広げた様なフィングリルに新しさを感じない。

4代目アクセラである「マツダ 魁 CONCEPT(マツダカイコンセプト)」がとてつもなくカッコイイのに比べCX-8のデザインはもう少し攻めた方が良かったと思う。

●新型BWM X3

まもなく上陸する新型BMW X3。プレミアムを求めて乗換えるならこれしかない。

モデルは違うがヨットレースの遠征で広島県は観音マリーナから神戸須磨ヨットハーバーまで、チームオーナーの足である現行X5の運転手を拝命した際はとにかく最高だった。V8ターボの湧き出るようなトルク。質感と走りの面でマツダに足りないものが全てある。こんな車に乗ると自分も偉くなったような気がするが、偉いのは横で「あの車は危なっかしいからさっさと抜け」と激を飛ばす閣下である(楽しめないから寝て欲しかった)

当然ながら高くて買えないので、運転手で我慢する。

●次期CX-5

2017年2月に新型が出たばかりで何言ってんの?と思われるかも知れないが、本気で3代目CX-5が楽しみで仕方ない。

理由はまもなく開幕する東京モーターショー2017で「マツダ 魁 CONCEPT(マツダカイコンセプト)」として公開される4代目アクセラの存在。スカイアクティブXに次世代プラットフォームと2017年発売の2代目CX-5が初代のプラットフォームを流用し6.5世代と言われたのに対し、こちらは正真正銘の新型である。

プロトタイプの試乗レビューを読む限り操安や静粛性の評判はすこぶる高い。年次改良で次々とアップデートを重ねるマツダとは言え、シャーシに手を入れられるのはフルモデルチェンジになるだろうから次世代プラットフォームが採用されるのは3代目が発売されるタイミングであろう。

3代目CX-5が発売されるのは2代目発売の5年後前後と予想し2022年頃か。乗換えにも丁度ど良いタイミングかも知れない。

2年乗ってここが気になる


最後にCX-5に2年乗って分かった28,000km走行後の経年変化も含めた感想をまとめておきます。

●ピラー周辺からのビビリ音

相変わらずドア周りがビリビリします。常に音がするわけではないので今回の点検ではスルーしましたが、悪化するようであれば対策をお願いしたいと思います。

●メーター周辺からのカタカタ音

以前ディーラーで対策済みの場所になりますが、直ってません。

カタカタ音の音量はオーディオや子どもが騒いだりすると聞こえないレベルですが、気になり始めるとチープな印象でイラッとくるのも事実。

そういえば以前トヨタのC-HRを試乗した際はディーラーの駐車場を出た瞬間からビビリ音が鳴ってました。試乗中ずっと鳴っている状態で、営業さんに「盛大にビビってますね笑」とやんわり伝えると最近の車はクリップ止めが主流になったので昔に比べビビリ率が高いとのこと。軽量化とコストダウンも大切ですがビビらない車を作っていただきたい。

●タイヤ(ジオランダーG98)の劣化

タイヤ(ジオランダーG98)が5部山まで減ってきました。

このタイヤの特徴はドライではグリップが高く路面からのフィードバックが豊富なのが良い。悪いところはロードノイズが大きめで、摩耗がやや早いこと。摩耗が進むとロードノイズの悪化も顕著となり、最近はウェットグリップの低下も気になり始めました。この調子で走ると初回車検で交換となりそうです。

●高速安定性がもう一つ

高速道路走行時の直進安定性がやや低く、XXXキロ以上で走ると足元が心許なくなります。

タイヤの指定空気圧は230kpgですが、10%下回ると更に心許ない。かと言って10%上げると突き上げが気になり、空気圧のスイートスポットが狭く感じます。

直進安定性は新型CX-5とフォルクスワーゲン・ティグアンを比較しても完全にCX-5が劣っており、改良が期待されるところ。

2年乗ってここが良い


えー、頑張って不満を上げましたがこれくらいしかありませんでした。

逆に良いところはたくさんあります。

●パワフルである

高速が楽ちんです。

登坂で100kmからの追い越しもアクセルを軽く踏むだけでヒューンと抜きされます(V8のX5はギュン!と行ったが)

カーボンの蓄積による加速の低下は今のところ感じていません。

●燃費が良い

良く走るのに燃費が良いのもマツダのディーゼルの長所。

近所で多少混雑しても14km/L、郊外を流せば18km/L、高速は(飛ばすので)若干落ちて17km/Lと、総じて燃費が良いです。

●乗り心地が良くなった

2年を経過し突き上げが和らぐなど乗り心地がマイルドになりました。家族からも以前ほど乗り心地の不満はありません。

●MG5ボディーコーティングが効く

コーティング効果はこれより良いものもあると思いますが、2年経過してツヤや撥水性は低下してませんし、めんどくさがりの私にはディーラーでワンストップかつメンテや保証もあるMGボディーコーティングを施行して良かったと思います。

●4人家族にちょうど良い大きさ

大人2人小学生2人、時々ジジババという使い方にちょうど良いです。

キャンプやスノボ、釣りなどのアウトドア荷物もギリで積み込めます。

(大人4人はちょっと狭いかも知れません。子どもの成長に連れキャンプ道具などが増えたのでこの先少し不安です)

●運転しやすい

実はマツダのCX-5はめちゃんこ運転しやすい車です。

少し補足しますと、この「運転しやすい」はボンネットが短い、車体が小さい、小回りが利くなど、おばちゃんの足車に求められる要件ではなく、オッサンの意思通りに運転できる車ということです。

切ったら切った分だけ曲がる。欲しい加速が欲しい時に欲しいだけ得られる。路面からのフィードバックが豊富。自然な姿勢で運転できる。スピードメーター見なくても大体分かる。危機回避の急ハンドルで破綻しない。オッサンは車の大きさよりこっちの方が大事。

自分が思った以上に曲がったり曲がらない車って嫌じゃないですか。

高速の合流や追い越しでチンタラやってると逆に危ないし。

一回、島根の山道を70kmくらいで走ってるとカーブを曲がった先に強風で飛ばされたベンチが転がってまして。避けるのに(やりたくもない)ダブルレーンチェンジ的なハンドル操作をしたことがあるんですけど、狙ったラインに対してケツが流れるかな、、という状況でスッと納まってくれたのはCX-5、というかマツダ車を選んで良かったと思いました(釘は避けられずパンクしましたけど)

●マツダが好きになった

意のままに運転できるから疲れない。

疲れないから危なくない。

2年乗ってマツダ車が好きになりました。

これからも基本性能が高い車を普通の人が買える範囲で世に出してもらいたいと思います。

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