広島市安佐動物公園の知られざる神イベント、ポニーのブラッシング体験に参加してきた|イクメンライフハッカー

広島市安佐動物公園の知られざる神イベント、ポニーのブラッシング体験に参加してきた

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今回は広島市安佐動物公園の知られざる人気イベント「ポニーのブラッシング体験」をご紹介します。


ポニーのブラッシング体験はポニーの乗馬体験で押してもらえるスタンプを12回分集めた子どもが体験できるイベントです。

ポニーともっと仲良くなるため体をブラシやタオルで綺麗にし、最後はポニーにエサをあげる体験プログラム。開催場所はポニー舎の中で、所要時間は15分から20分。ブラッシングするポニーは指名することができます。

ポニーのブラッシング体験はどんな内容だったのか、さっそくいってみましょう。


ポニーとご対面


ポニーのブラッシング体験はポニー舎の前が集合場所。時間になりポニー舎の中へ案内されると、息子が指名したポニーのナミちゃんはすでにスタンバイ状態でした。

ナミちゃんの横で飼育員さんからブラッシング体験の説明を聞いた後、まずはナミちゃんにご挨拶。


最初に匂いを嗅がせてあげるとポニーは安心するそうで、頭をナデナデした後はお鼻の前にかざし長男の匂いを覚えてもらいます。この時点で目が大きくキュートなナミちゃんに家族一同ノックアウト寸前でした。


ブラッシング


挨拶を済ませた後はさっそくブラッシング開始。ポニーのブラッシングは金属製のくしでブラッシング、タオルで拭き上げ後、再度ブラッシングという手順で進めます。

拭き上げ後にもブラッシングすることで汚れも落ち綺麗に仕上がるそうです。


ポニー用のくしは動物専用の物でくしというよりギザギザの鉄板でできたウチワのような形状です。人間に使うと大変なことになりますが、ポニーはこれが大変気持ちよいとのこと。

実際、息子のブラッシング中、ポニーのナミちゃんは終始大人しく気持ちよさそうな表情でした。


同伴者の過ごし方


ポニーのブラッシング体験中、家族も一緒にポニー舎の中に入り見学することができます。

当然ながらスタンプを集めた本人しかブラシをかけたりエサをあげることはできませんが、ポニーとの距離感もこのような感じで非常に近く、飼育員さんにお話を聞くこともできます。家族にスタンプを集めて体験できる人が居る場合は家族そろって一緒に体験したいイベントです。


動物好きの長女もナミちゃんをナデナデ。習い事やお友達と遊ぶのが忙しく長男ほど安佐動物公園に来れていない長女は後3回でスタンプがコンプリートします。その時を楽しみにしてください。


私もナデナデ。ナミちゃんを驚かせないようカメラは静音モードで撮影しました。もちろんストロボはOFFで。


保護者の過ごし方


ブラッシング体験中は飼育員さんが手ほどきされるので基本的に保護者は何もすることがありません。

もちろん、ポニーに触ったり子どもに話しかけることはできますが、この日を楽しみにしていた息子のこと。本当にうれしそうに一生懸命ポニーのお世話をしていたので邪魔をしないよう静かに見守ります。


犯罪者のような目隠しになってしまいましたが、よほどうれしかったのでしょう、目を輝かせながらナミちゃんのお世話をしていました。


目ヤニを落とすため、目元も優しく拭いてあげます。痛くないようにそーっと。


慣れてきたのか少し余裕が出てきたので飼育員さんに質問してみました。

まずポニーは思った以上に賢い動物で名前はすぐに覚えるそうです。繰り返しのある動作を覚えるのも得意で、広場に出る、舎に入る、などの順番やルールも驚くほど理解が早いとのこと。だから初めに匂いを嗅がせて安心させたり、名前を呼んであげる必要があるのですね。


ブラッシングもそろそろ完了。いい感じに仕上がりました。

毛が生え変わる時期のため抜け毛が多く大変ですが、その分やりがいもあります。


ポニー舎の中


ポニー舎には今回初めて入りましたが、糞や嫌な臭いは一切なく清潔な印象を受けました。

安佐動物公園はバックヤードガイドに参加することでキリン舎やゾウ舎、ライオン舎など様々な舎に入ることができますが、どの舎も非常に清潔に管理されており安心して体験を楽しむことができます。


ポニー部屋の隅にはブラシ、大型の爪切りなど日々のお手入れ道具がずらりと並び、日頃動物たちがどのように世話されているのか垣間見ることができます。


ポニーにエサをあげる


ブラッシング体験の最後はポニーにご褒美のニンジンをあげることができます。ポニーのご褒美なのか息子へのご褒美なのか分からない感じでしたが、大好きなナミちゃんにエサをあげることができて息子も大満足。


注意展としては、怖がってニンジンを持つ手が遠いと、ポニーがどんどん顔を伸ばし、それによって更に怖い顔になるので 子どもが手を引く->ポニーの顔が伸びて怖い顔->子どもが手を引く->ポニーさらに怖い顔 の悪循環になりますので、怖がらずしっかり口元に届けてください。


お別れと感想


エサをあげた後はいよいナミちゃんとお別れ。ブラッシングを終えて綺麗になったポニーのナミちゃんは乗馬体験のお仕事に出発します。

鞍やハミを装着しすっかりお仕事モードとなったナミちゃんとお世話になった飼育さんにお礼を言ってブラッシング体験イベントは終了しました。


こんな感じのポニーの乗馬体験でしたが息子に感想を聞くと「すごく楽しかった!」と大満足だったようです。

私の感想も簡単に述べますと、安佐動物公園はテンジクネズミの抱っこ体験など、さまざまな触れ合い体験がありますが、触れ合いに慣れている息子でも今回のイベントはいつも以上に嬉しそうにしている様子でした。また、乗馬体験で乗せてもらっているポニーのお世話ができるということも小学生になった息子の自尊心や思いやりの心を養うのに一役買ってくれたようで、優しくブラッシングしている姿は自分がお世話をしているんだという優しさや責任感が見て取れました。

それもこれも話し上手な飼育員さんが「ナミちゃんはこの後乗馬体験に行くから、お客さんに喜んで貰えるようにきれいにしてあげてね!」と息子のやる気を引き出してくれたおかげ。ポニーのブラッシング体験は乗馬体験を12回も体験しないと参加できないイベントですが、安佐動物公園随一の非常に貴重な体験ができるイベントと感じました。

終わりに


安佐動物公園を訪ねいつも感心するのは子どもたちに接してくださるスタッフの姿勢です。

安全を第一に考え時に面白く、時に高い専門性と知見から子どもたちの興味と感心を引き出すかのような応対は、学校教育では担いきれない子どもたちの心の教育にどれほどの貢献をされているのでしょうか。

動物たちとの触れ合いを通じ、動物の柔らかな感触やあたたかさに触れ、生き物を尊重する心や、命の大切さ、思いやりのある人間に育つための栄養が得られる動物園は幼少期の子どもたちにとってかけがえのない存在だと思います。


最後になりましたが、ポニーのブラッシング体験に参加するためのポニーの乗馬体験は土、日、祝日のみ開催。5~15歳限定、各回先着50人のイベントです。

安佐動物公園はポニーに乗っても乗らなくてもムチャクチャ楽しいので、ぜひ遊びに行っていただければと思います。

それではみなさん、良い週末を。

Have a fabulous weekend.

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